自動車のメンテナンスとして一番初歩的なオイル交換。
オイルを交換するだけなのですが、難しそうなイメージがあってカーショップでお願いしているだけでした。
今回は本当に難しいのかを検証しつつ、コペンをねぎらうために自分でオイル交換をしてみます。
道具が揃ったので今回は実践します。
道具を揃えるお話は
コペン(L880K)のオイル交換を行います。準備編。こぺおじです。
にありますので、よければ読んでくれると嬉しいです
目次
オイル交換の仕方を調べよう
コペおじが初心者なので、細かく書いていきますが、正直そんなに難しくない内容だと思います。
オイルの交換時期
項目 | 前回からの期間 | 走行距離 |
オイル交換タイミング | 6ヶ月 | 5000km |
オイル交換は期間の短い方を優先します。
6ヶ月以内に5000km走行したら、その時点で交換しましょう。逆に、5000km行かなくても6ヶ月過ぎたら交換しましょう。
交換するオイルの種類
粘度 | 5W-30 |
グレード | SN |
上の数字があっていればどのメーカーのエンジンオイルを使っても大丈夫なはずです。
(高いオイルだとエンジンクリーナーも配合されているので、汚れにくいといった効果もあるようです)
今回コペおじはCastrolさんの「GTX ULTRACLEAN (旧DC-TURBO) 5W-30」を使いました。
コペン(ダイハツ)純正は、
こちらの「【AMMIX/アミックス】エンジンオイル【EXTRA/エクストラ 5W-30】」のようです。
最初にオイルを抜く
エンジンオイルを全部抜く!
パクリですね、すみません(汗
オイルを抜く方法は複数ありますが、今回は「上抜き」という方法でエンジンオイルを抜いていきたいと思います。
抜き方は、ポンプを使ってオイルレベルゲージの穴からオイルを抜いていくだけです。
ね、こういうふうに見ると簡単でしょ?
(実際にオイルを抜くだけなので簡単です)
とはいえ、エンジンルームにエンジンオイルが溢れてしまうと火災の元になりますので、できる限り慎重に、エンジンにオイルが溢れないように対策を取る必要があります。
抜いた分のオイルを計測
抜いたエンジンオイルはすぐに捨てずにためておいてください。
そしてためたオイルと同等のオイルを注入しますので、その計測に使います。
手動式オイルチェンジャーのタンクには印で、どのぐらいオイルを抜いたのかがわかるようになっているので、ここの目盛りをチェックして覚えておきます。
量がわかったら、捨てますが、ご家庭の排水口には絶対に流さないでください!
水道局が困るどころか、排水口が詰まって水が排水できなくなる恐れがあります。
一般家庭ゴミとして捨てる場合は(捨てて大丈夫の確認は必要です)ポイバックというオイル専用のごみ処理キットがありますので、これを使いましょう。
また、ホームセンターやガソリンスタンドで処理してくれる場合もありますので、一度近くのホームセンターやガソリンスタンドに聞いてみるのもいいと思います。
抜いた分のオイル分を新しいオイルを入れる
オイル交換で一番簡単な作業だと思います。
抜いた量のオイルをオイルジョッキに注いで、それをエンジンルームにあるオイル注入口に入れるだけです。
エンジンルームのエンジンなどにオイルが垂れてしまうと火災のもとになりますので、タオルで注ぎ口周りを覆ったり、漏斗を取り付けて入れやすいようにしてください。
入れる量は基本的には抜いた量と同じ量を入れればOKですが、車によっては入れる量が決まっていて、それに合わせる必要があります。
コペンの場合は、
オイルエレメント未交換の場合 | 2.5L |
オイルエレメント交換の場合 | 2.8L |
オイルエレメントの交換の是非で、入れる量が変わってきます。
ただし、エンジンのオイルパンにあるエンジンオイルを抜くのは難しいので、抜いた量と同等の量を入れることで大丈だと思います。
しばらくアイドリングする
オイルを抜いているので、すぐに全力でエンジンを動かしてしまうと、潤滑が悪くなりエンジンを痛めてしまったり焼け付きを起こしてしまい、最悪壊れてしまう個があります。
そのため、オイル交換直後はエンジンを掛けずに待って、5~10分後にエンジンをかけるようにします。
5~10分後にエンジンを掛けて、アイドリング5~10分ほど行ってエンジン全体にエンジンオイルを行き渡らせます。
オイルチェッカーで残量と色を確認
最後の確認として、オイルチェッカーで適量のオイルが入っているのかを調べます。
オイルチェッカーはエンジンのそばにあると思います。
コペンの場合はエンジンの手前(フロント側)の黒い突起gがありますので、それがオイルチェッカーはとなります。
オイルチェッカーには2つの穴が空いていますので、下側が油膜が張って、上側が油膜がなければ適量となります。
もし、両方が油膜で覆われていたら入れ過ぎですので、少し減らしましょう。
逆に下側も油膜がなければ、オイルが少なすぎるので足しましょう。
実際に交換してみた
オイル投入口の場所
コペンのオイル投入口は、エンジンカバーの下にあります。
エンジンカバーの左側に円でくぼんだ場所があると思います。
ここは上に引っ張ると一部が取れるような仕組みになっています。
引っ張って取ると、下にオイル投入口のキャップが見えてきます。
(写真だと、カバーを外した下側にノブだけ見える状態になっています)
エンジン停止直後はこのあたりは大変熱いので、十分に気をつけて作業してください!
オイルレベルゲージは、この写真の丁度下側へ視線を向けると出てきます。
すでにオイルチェンジャーのチューブが刺さっていますが、ここにオイルレベルゲージがあります。
(前の写真と今の写真でMobilのステッカーの位置から判別してもらえるとわかりやすいかと思います)
オイルがなかなか抜けない!
上抜きって難しいですねぇ……
オイルレベルゲージの穴からチューブを挿してオイルを抜くのですが、コペンの場合はチューブを全部突っ込んでいまうとどれだけ負圧をかけても逆に抜けないようです……
最初にチューブを全部刺して徐々に抜く
やり方のコツとしましては、全てチューブを挿して、ポンプで負圧をかけてオイルを吸い込めなかったら、少しづつチューブを抜いていってを繰り返して行く感じです。
オイルが抜けると、ポンプが重くなります。
オイルが抜けている時はそのまま待っても抜け続けてくれます。負圧をずっと掛ける必要はありませんでした。
オイルの抜けが弱くなってきたらポンプで負圧をかけてみてオイルが抜けるのかを確認します。コレで抜けなければチューブの差し込み具合を変えて負圧をかけてみます。
コペおじは最初に20分ぐらいこのコツが分からず、ずっと空気を抜いている感じになっていました(汗
一度抜けてしまえばコツが掴めると思いますので、一番最初のオイル抜きは時間がある時に行うのをおすすめしますw
オイルが抜けないからと言って焦らないでください!
最初はかなり焦ります。コペおじがそうでしたから(笑
でも落ち着いてチューブの入れ具合を調整するとオイルが抜けるポイントがありますので、それを探すまでの辛抱かなと思います。
一度抜けたらこっちのもので、あとはチューブの調整と、負圧をかけてあげればどんどん抜けます!
(おそらく、レビューで抜けないと言っている人たちは、このチューブの指し具合がうまく行かなかったののでしょうね……)
コペおじのコペンのオイル……多すぎ!?
オイルを抜いていたときのことなのですが、オイルチェンジャーのタンクには下から3つの線ピッタリぐらいまでオイルが抜けました。
1つの線がだいたい1Lになります。
あれ?3L抜けた?
コペンのオイル量って2.8L……
200mlも多いんですけど……
前回はめんどくさくてカーショップにお願いしたんですけど、カーショップで量を間違えられて入れられてた???
えー……
少ないよりかはトラブルは起きないと思うけど、なんか釈然としませんでした。
感想
上抜きのオイル交換でしたが、最初は抜けなくてかなり焦って失敗だったかと思いましたがチューブの指し具合を変えて抜けることがわかりコペおじでも簡単にできることがわかりました。
道具もちゃんとシッカリもっていれば、オイルをこぼす危険も少なくなりますし、安全に行えると思います。
カーショップで交換を行うと安くて5000円、オイル代と工賃含めて10000円以上かかることが多いので、一度道具を揃える料金さえなんとかなれば、自分で行えばかなり格安で行えるんじゃないかなと思います。
(コペおじは道具8000円、オイル2000円でできました。今後は2000円でオイル交換ができそうです)
また、自分でメンテナンスをして、車に対しての愛着も出て来るんじゃないかなと思います。
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