前回、コペンの夏の暑さ対策のために、断熱材を購入しました。
今回はこの断熱材をコペンのルーフに取り付けます。
コペおじは面倒くさがり
手順を飛ばして断熱材を取り付けたのですが、
それでも簡単にできる(力が必要ですが)ので、
早めにやっておけばよかったなと感じました。
効果の程は、暑さの感じ方が個人差が有るのではっきりとした事は言えないのが正直な感想です。
とはいえ、断熱材を取り付けた後では、コペン車内の温まり方が若干遅くなった気がするので、全く効果がなかったわけでもないんじゃないかなと思いました。
目次
コペンのルーフに断熱材を取り付けるよ
それでは、断熱材をルーフに取り付けていきます。
ただ取り付けるだけでしたら、ルーフの内張りの上から直接断熱材を貼り付ければいいと思うのですが、それだと見栄えも悪いのでちゃんと内張りの中に断熱材を貼り付けてぱっと見純正状態にしたいと思います。
コペンのルーフを採寸します
断熱材をそのままコペンに持っていって、場当たり取り付けでも良かったのですが、コペンの狭い車内での作業にさんざん苦労しているので、今回は前もって準備してから作業したいと思います(笑
必要なのはメジャーです。
1.5mもあれば余裕です。
ルーフのサイズは横幅:約90cm 縦幅:約80cmぐらいです
あとはメジャーでルーフの内張りの見えてる部分を採寸します。
コペンは中央が毛羽立ったフェルトのような内張りになっていて、
両サイドがルーフロックから伸びるプラスティックの内張りとなっています。
実際に採寸して、
横幅:約74cm
縦幅:約64cm
としたのですが、全く足りませんでした(汗
ルーフが軽く婉曲しているので、正しい寸法で測れなかったんでしょうね……
フェルトのようなルーフカバーを全て覆うのには
横幅:約90cm
縦幅:約80cm
ぐらいがちょっとだけはみ出るぐらいのサイズになると思います。
左右がルーフロックから伸びる内張りになっているので、
多少大きめのサイズにしておいたほうがルーフ全体を覆えて断熱効果も高くなると思います。
取り付けやすいように先に断熱材をカットしておきます
前回購入した断熱材を、採寸したサイズでカットしていきます。
Amazon | 車用断熱マット 遮音防音材料 100cm × 40cm 厚さ7mm
価格:1,077円
この断熱材は3サイズの種類がありますが、
厚さのサイズが違うだけで縦幅や横幅は変わらないので、
2枚ぐらい買っておくと安心できますね(汗
断熱材の縦幅が足りなかったので、現地で補正します(汗
それで、早速カットしていくわけなのですが、
コペンのルーフのサイズは
横幅:約74cm
縦幅:約64cm
(間違ったサイズのまま勧めてます)
ですが、断熱材のサイズが
横幅:約100cm
縦幅:約40cm
で、縦幅が全くたりません……
ということで、横幅は26cmほど余るので、余った部分を使ってツギハギしてルーフ全体をカバーしようと思います。
この断熱材はハサミで簡単に切ることが出来ました。
厚さが7mmとちょっとだけ厚めなので、
大きなハサミで切るときれいに切ることができます。
カッティング終了、これをコペンに取り付けます
といことで、カットできました。
右側がルーフに貼り付ける断熱材で、左側が切れ端になります。
今回は切れ端も足りない部分を補うために使用します。
ルーフの内張りを取り外します
早速ルーフに断熱材を貼り付けます。
ルーフの内張りは2つのピンで直接留められています。
1個目はルームランプのそばにあります。
2個めは1個めのピンからまっすぐ後方にあります。
席の間のらいに有ると思います。
このピンがカナリ取りづらいので、
ルーフを半明け状態で作業することを
おすすめします。
座席の後ろくらいに有るので、
ルーフを閉めたままでは体勢がきつく開けづらいです。
このピンは刺さっているだけなので、
内張り剥がしで引っこ抜くことができます。
手でもできなくはないと思いますが、
きつく刺さっているので指や爪が痛くなると思うのでおすすめしません(汗
こんな感じの抜け防止の特記の付いたピンが刺さっています。
前後とも同じピンなので、特にピンの位置を覚える必要はないと思います。
今回は外さなかったのですが、
ルーフの左右に取り付けてある、このルーフロックを取り外すととても簡単にルーフの内張りを外すことができます。
というか、このルーフロックと先程のピンでついているだけなので、
この2つを取り外せばルーフの内張りがボロっと落ちてきますので注意してください。
ルーフロックを外さない場合は
ルーフの内張りの左右の出っ張りが引っかがります
今回は、ルーフロックを外さないのでピンを外しただけではルーフロックを取り外せません。
ルーフロックが外せない理由は左右のルーフロックから伸びる内張りに真ん中のルーフの内張りが差し込まれていてそれがストッパーになっているためです。
どうやって外すかといいますと、
腕力で無理やり外す方法です。
というか、これしかできません(汗
コツとしましては、左右どちらかにルーフの内張りを思いっきりずらして、
片方の出っ張りを左右の内張りから外れるようにします。
出っ張りがすべて飛び出ることはないので、左右の内張りを下に引き下げて隙間を大きく作り、中央の内張りを無理やり引き出せば取り外す事ができると思います。
ということで、色々苦労しまして
中央の内張りを取り外すことができました。
白いのが中央の内張りの裏側です。
写真の中央に出っ張りが見えると思いますが、これが左右の内張りに入っているのでなかなか取り出せません。
真ん中の内張りは邪魔なので、トランクにでも入れておきます。
こう見ると意外と大きいですね(汗
この内張り、ケバケバしていて肌に刺さることがあるので
手袋をして作業した方が良いと思います。
純正で取り付けてある
フェルトマットの上から断熱材を貼ります
こちらが、内張りを外した後のルーフになります。
結構厚めのフェルトが2枚貼られていますが、保温効果は低そうですね。
ネットの情報では、このフェルトを外してから厚めの断熱材を入れる物もありましたが、今回はこのフェルトも断熱材として使うので、この上から買ってきた断熱材を貼り付けます。
今回買った断熱材は片方が粘着剤がつけてあるので、
そのまま貼り付けることができます。
商品ページには消火栓を貼り付けて持ち上げている写真があったので、
この粘着剤は強いものを使っているんだと思います。
まさかの横幅も足りませんでした(笑
実際に貼り付けてみたのですが、
まさかの足りた横幅も20cmぐらい足りない状態になってしまいました。
ちゃんとメジャーを這わせて採寸したんですがカナリ小さくなってしまっていて縦も横も寸足らず
になっていました……
余った断熱材を切り取って足りない部分を補います
縦幅の足りない部分に使いはずだった余った断熱材を使って
縦横共に足りない部分を埋めていくことにしました。
余った端材で足りない部分がカバーできそうだったので、
新たに買わなくてすみました(汗
こちらが足りない部分を切って貼ってして取り付けた断熱材になります。
で、作業終了後の写真確認で気がついたのですが、
写真手前側でフェルトが丸見えになってて10cmほど貼り付け忘れしていることに気が付きました(涙
断熱材自体は余っていたので、
全体を貼り付けることはできたのに勿体ないですね……
とはいえ全体の8割ぐらいは断熱材を詰められたので、
まあまあの効果はあるんじゃないかなと思います。
そして逆の手順で内張りを貼り付けて完了です。
うん、ルーフロックは外したほうが100倍楽だと思いますので、
これを見て真似される方は面倒でもルーフロックを外しましょう(汗
きれいに戻したように見えますが、
運転席側の内張りに折り目がついてしまいました(涙
目立つ場所でもないので、まま、ええやろ。
コペンのルーフに断熱材を取り付けた結果
ということで、作業自体は楽では有るのですが、
コペおじの面倒くさがりのせいで大変になってしまった、ルーフの断熱材の貼り付けが完了しました。
ここからは感想を書いていきますが、
取り付けてからの日が浅いのと、まだ暑い日に乗っていないので
本領発揮状態を体験してません。
ということは話半分で読んでいただければと思います。
若干車内の温度の上がり方が緩やかになったような……
効果の程は……
正直さっぱりわからん。
取り付けた当日は曇り空で、翌日は雨が振り、
翌々日から梅雨入り宣言されて晴天の日が無いので、
取り付けた日から暑い日が無いんですよ……
5月にはあんなに夏日があったのに……
それでの感想になりますが、
確かに、車に乗っていて車内の温まり方が緩やかになった
ような気がします。
気温が25°の日向においてて1時間ほど経っても車内がひんやりしてて
汗ばむようなことがなくなったような気がします。
といったように、言われてみれば涼しくなったのかも?
と言った感じに思えます。
本格的に調査するためにはやっぱり夏日ではないとわかりにくいので
また日を改めてこの断熱材のレビューは指定校かなと思います。
また夏になってから再レビューしたいと思います。