前回は、ドアのスピーカー交換とデッドニングをしていくために、
ドアトリムを外したところまで作業しました。
今回はスピーカー交換とデッドニングを済ませて
作業完了まで進めていきたいと思います!
あともう少しです。
目次
コペンのスピーカーを交換していきます
今回、運転席と助手席側のドア両方の作業を行っていったのですが、
作業内容がほぼ同じなので、片方の紹介だけとしています。
そして、デッドニングを行う際、
最初からついている防水シート(透明のビニルシート)を取り外すことが多いと思うのですが、今回はこのシートを付けたまま作業しました。
このビニルシートを取って音質向上は微々たるものだと思いまして、
だったら純正を残す方向で行こうと思ったので、
デッドニングの作業が終わったらはこのビニルシートも戻すことにしました。
スピーカーは3つのネジで止められていました
カーオーディオ用のスピーカーには
どの車にも取り付けできるようにいろんな箇所に穴や切り欠きがあります。
中にはアダプターを介して取り付ける車種もあるようですが、
コペンはスピーカーのネジ穴3つを使って取り付ければ良さそうです。
ネジの一本が錆びてました……
そしてネジを外していくのですが、
一つだけやけに固くて外しにくかったのがありました。
やっとのこと外してみると、中間が錆びてました……
サビは移るので錆びたネジを新しいネジに交換したかったのですが、
あいにく合うネジを持ってなかったので
今回はこのまま取り付けることにしました。
パイオニアのCarrozzeria TS-C06Aが付いてました
取り外してみると、カロッツェリアの文字が
あれ、これなかなかに高いおスピーカーなのでは(サロメ感
調べてみましたら33,000円(販売終了品)。
どうしよう、今回買ったやつ16000円ぐらいのだから
このままのほうが音が良いまで有るな。。。
思った以上にきれいで全然使えそう……
で、よく見てみるとコーン紙が破れていたり水でふやけた形跡もないですし、
キズも殆どなくて新品同様の綺麗さなんですよね……
おそらく前オーナーさんの時からそのままなんでしょうけど、
経過時間を考えても極上品のような感じです。
こまった……
よく見たら端子部分の形がぜんぜん違う!(汗
で、ふと端子部分を見ると、同じ平端子なんですがサイズ感が微妙に違うことに気が付きました。
こちらが今から取り付けようとしているスピーカーの端子部分です。
1つの電極から2本端子が出てますが、これはネットワーク用でしょうか?
右側の端子が見やすいと思うのですが、
結構広い幅の端子になってますね。
一方こちらが今までついてたスピーカーの端子です。
先程のスピーカーの端子と比べると、両方とも細いように見えます。
まあ、このぐらいの差なら大丈夫だろうと
平端子にコネクタをつなげてみたのですが、全然入らん!
ということで、コペおじここに来てスピーカー間で端子の大きさ違いがあることを理解しました。
なんで施工する前に気が付かなかったんだ!
オーディオメーカごと&車会社毎に
コネクタ違うんですね……
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なかなか刺さらないので作業を止めて手元のスマホで調べてみると、
まず車メーカーごとに端子が違っていて(ハーネスの形状の違い)
更にオーディオメーカー毎にスピーカーの端子の大きさも違うんですね。
まじか、どうしよう、
ここまで来てスピーカー交換出来ないじゃん(涙
このまま作業中断出来ないので、
ここまで作業しましたがスピーカー交換せずに進めていきたいと思います!
テンションだだ下がりですよ。
コペおじ自身のせいなんですが。。。
運転席側は端子が汚れてたのでこれが原因かな?
ということで、テンション下がりながら作業を進めていきます。。。
テンション下がりながらも運転席側のスピーカーとハーネスを外したところ
コネクタがサビ?汚れなのかくすんでいるのを発見しました。
たまに運転席側から音が出ない原因はこれな気がします。
しかし、水が入った形跡もないのになんで汚くなってるんだろう?
こういう原因だったら接点復活スプレーを持ってくればよかったです。
今回準備が足りないことが多いですね、反省(涙
スピーカーホールのデッドニングをします
気を取り直してデッドニングをしていきます。
主目標のスピーカー交換は出来ませんでしたが、デッドニングはこのまま進められますし、スピーカーの状態も良いのでまだまだ使えそうですからね。
この穴の底に吸音材を貼り付けます
スピーカが入っていた穴は空洞になってますので、
この底に吸音シートに貼り付けていきます。
しかし、このビニルのシートってあまり加工しないのかな?
スピーカーに刺さるところだけ切り込み入れてあって
無理やり差し込んでる感じでした。
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サイズはいい感じですね
この厚めのスポンジを貼り付けていくのですが、コペンのサイズ感では大きいかなと思ったのですが、このまま貼り付けても大丈夫そうです。
くの字にクッションを折り曲げて穴の中に押し込み、
側面に押し当てて接着していきます。
コペンの場合、側面にパイプのようなものが横に走ってたので、
ぴっちりとくっつけることは出来ないと思います。
スピーカー周辺の制振をしていきます
次にビビリ音を改善していくための制振シートを貼り付けていきます。
原理としてはゴム状の重いシートをボディに貼り付けることで
スピーカーから出る音で共鳴を防ごうというものですね。
これをスピーカー周辺に貼り付けていきます。
貼り付ける場所に特に指定はないですが、
鉄板の薄い部分に貼り付けると効果があると思います。
思った以上にスペースがない!
ということで、貼り付け終わったのがこちらとなります。
スピーカーに近い位置で薄い板の部分に貼り付けました。
テンション下がって写真を撮ることを途中忘れてしまい、
他の作業もしたあとの写真となります(汗
コペンのドア、サービスホールが中央に大きく設けられてたので、
制振シートを貼るスペースがなくて手間取りました。
また、防水シートも今回は外さずに行いましたので、
余計に貼りづらかったです。
スピーカー周りに防音テープを貼っていきます
次にスピーカーを囲うように防音テープを貼り付けていきます。
これは、スピーカーから出た音を
ドアトリムに入れずに直接車内に誘導するためのテープになります。
これをすることで、スピーカーの音を
より多く車内に入れることが出来るので音量アップが見込まれます。
施工したのがこちらになります。
写真がさっきのものと同じですが、
スピーカーの周りに厚い防音テープを巻き付けてあります。
テープの長さが若干長かったので、少し切って短くしたのを貼り付けてます。
サービスホールが大きかったので
代わりに内張りに制振シートを貼り付けました
そして、最後の工程としてサービスホールを制振シートで埋めて、
外からの音が入るのを防ぎ低音を響くようにするのですが、
コペンのサービスホールは上の写真のように
結構大きく全部を防ぐのは難しそうです。
別で制振シートを買っているので塞ぐ分の広さは有るのですが、
ここを支えなしに塞いで、窓ガラスにシートがくっついて不具合が起きたり、
止めてた端が取れてドアトリムの中でシートが落ちたらデッドニングの意味がなくなってしまいます……
そこで、ドアに制振シートを貼り付けるのではなく、
ドアトリムのサービスホール付近に制振シートを貼り付けて、
間接的に静音化しようと考えました。
ドアに直接貼るより効果は薄れると思いますが、
音は空気の振動なので重いものが途中にあると振動が弱まり、
音を遮断することが出来ます。
そこで、サービスホールの先にあるドアトリムに制振シートを貼り付ければ、
普通の状態よりも音を通しづらくなると考えました。
ということで、作業方針が定まったので、
この買い足した制振シートを貼り付けていきます。
割と安めの静音シートを買ったのですが、
重さもずっしりとしてて、表のアルミもしっかりと張り付いていたので、
静音性能もそこそこありそうです。
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最終的にこんな感じになりました
適当に切っては貼るを繰り返したので、
ツギハギだらけのやり方になってしまいました(汗
まあ、裏側なので目には見えないですし、
ドアトリムを重くすることで音を遮断するのが目的なので、
これでも効果あると思います
これにてデッドニング完了!ドアを戻していきます
スピーカーを交換できないというトラブルこそはありましたが、
デッドニングは完了させることが出来ました!
今度は外したドアトリムを戻していきます。
トリムにはウエザーストリップがあるので
上からはめる感じで
この最初にハメるのが難しいです。
まず、ドアトリムを上から下ろすように合わせます。
その時、ドアの上側に横に長い窪みがあります。
窪みと、ドアトリムの上部裏側から少し飛び出ている
ウェザストリップの部分がハマるようになっているので、
上から差し込むようにします。
ここがハマれば仮固定できて動かなくなります
正しく差し込むと、このようにピッタリと定位置が来るようになります。
この状態でクリップピンのある部分をグググっと押して
はめ込めば取り付け完了です。
あとは外した工程の逆の作業で完了です
クリップピンを目込めばあとは
ネジ止めとドアノブのカバーを取り付ければ完了です。
取り外しと比べてこの辺りかなり楽なので
作業し続けの体には助かります(笑
ついでに余ってた吸音材を
トランクにも貼り付けました
で、ボンネットに使った吸音シートや
ループに使った断熱シートがちょうど余ってたので、
トランク側もデッドニング&断熱しました!
こちら側はエンジンの熱とか無いので気楽に取り付けることが出来ました。
これで完了!
次回はデッドニング後のレビューです!
施工までに時間がかかりましたが、
やっとデッドニングを完了することが出来ました!
次回はその苦労して出来た
デッドニングの効果をチェックしてみたいともいます。
ただ、現時点で何回も乗ってるんですが正直違いが……