コペおじはコペン(L880K)を4年前(2016年)に購入しました。
当時は車についてよく知らなかったので、今思えば120万円という金額は割高で買っちゃったのかなと思います(笑
(後悔はしてませんが)
コペンはオープンカーになるという他の車にはない機能もあり、故障箇所も普通の車とは変わってきます。
コペおじのコペンはまだ発生してませんが、オープン機構の故障やゴムパッキンの劣化で盛大な雨漏りをした個体も有るようです。
そこで、実際にコペンを所有してみてかかった経費とか税金とかの金銭面について書いて見ようと思います。
旧式コペン中心な話にはなりますが、新型コペンについても共通する話題もあります。
コペンを購入したいけど、メンテナンス費や故障の頻度など気になって悩んでいる方、コペンを所有して間もない方にとって参考になればと思います。
本当はもっとざっくばらんに書こうとしたのですが、書いてたら硬い内容になってしまいました……(汗
目次
大きくかかるお金
購入資金
旧型コペン(L880K)は大体40~120万円ほど
※ただし、旧型コペンに限ります。
コペンの価格と年式の分布表
https://www.goo-net.com/market/DAIHATSU/10501012/
中古車の情報はGooネットから調べています。
見づらいかも知れませんが、Gooネットの現在中古市場に流れているコペンの価格と台数の表になります。
旧式コペンに限っては車体価格10万(合計金額約30万円)ほどで売られてますが、コペおじはおすすめしません。
https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/15/700020781730190829001.html
おすすめしない理由は、旧式コペン自身が高年式なので機械敵劣化の恐れがあり、購入してすぐにどこかが故障してしまうという恐れがあるためです。
もう一つの価格が安くなる理由として高走行距離な物が多いというものがあります。
走行距離が高いと言うことは長く使われていてパーツなどに機械敵疲労が蓄積している場合もあります。
前オーナーさんが大切に乗っていてしっかりメンテナンスをしてある場合は高年式、高走行距離でも安心な車がありますので、高年式で高走行距離が悪いとは言えません。
購入する際に中古車ショップに前オーナーさんのことを聞いてみるのもいいかと思います。
https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/13/700055057530191108002.html
60~70万ぐらい払うと走行距離や状態的に悪くないのが出てくるのかなとコペおじは思います。
この価格で「タイミングベルト交換済み」とかのものがあるとなお得だと思います。
走行距離が少ないものになるとやはり100万円近くになってしまいますね……
とはいえ、コペおじが購入したときと比べると新型コペン(L400K)が市場に出てこなれてきたおかげで値段が若干下がったように思えます。
新型コペンL400Kだと120~200万円ほど
4年待てば新型コペン(L400K)が買えたなぁ~(汗
といえ、まだちょっと高いですね。でも新車購入価格が240万円ほどですからそれを考えると手が届く値段ですね。
150万円ぐらいになると新型コペン(L400K)の数も増えてきますね。
新型コペンはまだ出てから日が浅いですし、走行距離も2~3万キロくらいなので旧型コペン(L880K)よりも神経質になる必要はないと思います。
東京オートサロン2020に行ったときにGR コペンに乗ってみて乗りやすさ断然新型コペンのほうが良いのでその意味でも選択肢に入れてもいいのかなと思います(笑
部品の交換費
持病のオイル漏れをおこしてしまうと20~30万コース
コペンにはオイル漏れという持病を持っていて、だいたい走行距離15万kmぐらいのコペンから漏れ出してくるそうです。
こうなってしまうと、程度によってですが車検が通らなくなってしまうので、30万ほどの修理費がかかります。
(自分で行えば数万円で済むみたいなのですが、エンジンを下ろす必要があるので……)
個人でも純正パーツをダイハツディーラーで購入すれば交換可能みたいですね。
ヘッドガスケット、パッキンやシーリングの交換で治りますので、メンテナンスに自身が有る方は挑戦してみてはどうでしょうか?
(くれぐれも知識が有る方がやりましょう、最悪車が壊れますので……)
雨漏りの修理、ちょっとした加工で名王かも知れないけど、交換するとなると5万ぐらいかかってしまうかも……
コペンで一番多いトラブルが雨漏りじゃないでしょうか?
コペおじは大事にはなってませんが、三角窓から洗車をすると漏れてしまいます……
リンク:
その手をはなっち:コペンの雨漏り修理とヘッドランプ交換
お店でルーフウェザストリップを交換すると5万円ぐらいかかるみたいですね。
ちょっと高いかな……
リンク:
コペさんがいる日々:運転席Aピラーからの雨漏り修理
Aピラーからの雨漏りの場合、ルーフウェザストリップに穴をあけると軽減することもありそうですね。
コペン専門のカーショップでリフレッシュプランを受けるという手も
コペンは人気車種のため、専門に扱っているカーショップがあります。
その中にはリフレッシュプランとしてエンジンやオイル、駆動系などをオーバーホールレベルでチェックして点検してくれるサービスがあります。
とはいえ、決して安くはないので安いコペンを買ってこのリフレッシュで治すなどを考えると、結局ランク上の中古車を買ったほうが資金的に安くすむ。
といった可能性もありますので、よく調べてたり、お店に相談して行いましょう。
PRODVILE
基本プラン ¥396,000~
(※部品代の改定等により、価格は変動します。)
ミナト自動車
http://minato-motors.com/refresh/
コペン以外もリフレッシュをやっています。
も。ファク
コペンオーナーなら一度はきいたことがある「も。ファク」さんもやってます。
サイトには詳しい値段が日てませんでしたが、だいたい一部のリフレッシュで30万円ぐらいで全体をリフレッシュしようとすると60万ほどになるようです。
また、もしエンジンなどが壊れかけていた場合、部品の交換作業などが発生するとコレに数万から十数万上乗せされます。
細かい出費など
税金関連(年間1回)
旧式コペン(L880K)は軽自動車税は12700円
軽自動車税は満額の12700円です。
コペおじのコペンは製造から13年以上経過しているので増税された金額になります。
新型コペンの場合はエコカー減税未対応車なので10800円となります。
自賠責保険料は13185円
これは軽自動車に対して一律でかかりますのでどの車も変わりありません。
旧式コペン(L880K)は自動車重量税は4100円
こちらもコペおじのコペンは製造から13年以上経過しているので増税された金額になります。
新型コペンは3300円となります。
年に一回、29985円かかります。
5月ぐらいに役所から封筒で送られてきます。
旧型コペン(L880K)の場合は軽自動車税、重量税、自賠責を合計した29985円を納付しなくてはいけません。
納付しないと車検を受けるための証明書を受け取れません。
新型コペン(L880K)は少し安くなりまして27285円になります。
あれ、あんまり変わらない?
3000円の差をどう受け取るのかになりますが、デザインでどうしても旧型コペンが良い!といった方も税金面ではそこまで差は無いようですね。
メンテナンス関連
車検は3万ほど、でも消耗品の交換を行うので6~8万円は見積もったほうがいいと思います
車検自体は3万ほどでできると思います。
持込検査の申請手数料 | 1400円 |
自動車損害賠償責任保険料 (24ヶ月の場合) | 25070円 |
自動車重量税 | 4400円 |
合 計 | 30870円 |
カーショップ等の車検プランを使う場合、車検のタイミングでオイルなど消耗品の交換をすることが多いのでなんやかんや6~8万円ほどかかっています。
オイル交換を定期的に行っている方やメンテナンスは自分でやるよって方はユーザー車検を使って上の表の料金で済みます。
カーショップで代行していることを自分でやるよってことですね。
車検と車の手続き案内センター
https://annai-center.com/syaken/yarikata.php
こちらに丁寧に手続方法と書かれてありますので、ご興味ありましたら見てみてください。
ATFやブレーキオイルとかも交換してくれるので、ショップの車検=ムダに高いというわけではないと思います。
(ATFとか交換めんどくさいですしね……コペおじは車検時にあえてやってもらってます)
オイル交換はショップに頼むと1年で2回行って16000円ぐらい?
6ヶ月で交換と考えて、年に2回でオイルの価格が3Lで2500円ほどになります。
カーショップにオイル交換を頼む場合は工賃含むと3000円~4000円ほどかかりますので、合計して5000円~8000円ほどになると思います。
コペおじは経験を積むことも考えて自分で交換しました。
道具が要りますので、場所も取りますし初期費用がかかります。
コペおじの場合は
オイル抜きポンプ | 4000円 |
漏斗 | 400円 |
オイルジョッキ | 1000円 |
廃油処理箱 | 500円 |
合計 | 5900円 |
このぐらいかかりました。
回数を重ねていけばショップでやってもらうより安くなるのかなと思います。
ガソリン代は月に3000円ほど
コペンは燃費が悪いです……
リッター8kmが普通で、高速運転すると12~15kmになるかな……って感じです(汗
コペおじの場合は月に平均100km~150kmぐらい走行してます。
月に1回給油してまして24L入りまして価格がだいたい3000円ぐらいになります。
自動車保険料は6000~2万ぐらい
年齢、車の年数で自動車保険料は変わってくるのでコレといった金額は提示できないのですが、コペおじは30代で、ゴールドカードを所持しています。
その前提でのお話になります。
コペおじは最初最低限の、対人は無制限、対物は1000万円まで弁護士特約、レッカー特約のついたプランに契約して、入った当初は1万円ほどでした。
3年経って無事故無違反だったので、6000円まで下がりました。
コペンは他の車と比べて趣味性の高い車なので、保険料が少々高い傾向があります。
駐車場料金は5000円から3万円までピンきり
コレばかりは地域差が大きすぎるので、地元の不動産を巡って調べてください。
コペおじはなんとか都内で割安な駐車場を手に入れれました。
詳しくはコチラを見ていただければと思います。
まとめ
購入時に有ると望ましい資金
車体価格60万円以上が今後乗っていて壊れる心配は少ないと思います
あまりにも安い車を買って数ヶ月で壊れてしまうと安く買った意味がないですからね(汗
旧型コペン(L880K)に限って言えば車体価格60~80万円ぐらいの車が妥当な金額なんじゃないかなと思います。
コペおじは120万円のコペンをあえて一括で買わず、頭金60万円、3年ローンで60万円で購入しました。
その時の預金では十分に一括で買えるお金はありましたが、あえてローンを組みました。
その理由としましては、初期投資を安く済ませたかったというのもありますが、もし壊れてしまった場合の余力を残しておきたかったというが最大の理由です。
おかげさまでローンを払い切るまで故障もなくコペンは動いてくれていますが、エンジンのトラブルが起きてしまった場合にまた大きな出費になることを考えると余力はのこしておきたいなと思ったのです。
もし、ローンを払うのが煩わしくなってきたと感じたらそのばで一括で支払いすればいいと考えたので、3年間何な何でも払い続けなきゃといった考えは余り持ってませんでした。
中古車を買う場合は車体価格の+10万~30万ぐらいは見積もったほうが良さそうです
車の購入には車体価格と総額の2つが乗っている事が多いと思います。
車は基本的に車体価格だけでは購入できません。
重量税や車高証明の取得(代行)のお金も含まれて総額が表示されます。
総額が不明な車は別に怪しいわけではなく、地域によってナンバープレート発行料や税金や車検費用などが不明のため金額が出せないということになります。
自動車取得時は2019年9月30日で廃止され環境性能割が代わりに導入されました。
環境性能割(取得価額50万円以下の車には非課税) | 0円 |
---|---|
自動車重量税 | 11400円 |
自賠責保険料 | 25070円 |
リサイクル委託金 | 10000円 |
登録代行手数料 | 20000円 |
車庫証明代行手数料 | 10000円 |
合計 | 76470円 |
※新車購入時と中古車購入時で税率が変わってきます。
この環境性能割っていうのすごくややこしいですね……
製造時の新車価格からの課税になりまして、経過年数に合わせて係数が変わっていきます。上の製造から10年目で60万円の中古車を買った場合は
↓標準額
取引時価格(新車価格) × 0.9 × 残価率 = 課税金額
という計算になります。
200 × 0.9 × 0.1 = 18(万円)
ということなので、50万円以下は非課税になるので0円となります。
(間違ってたら指摘してくださると嬉しいです)
年数 | 残価率 |
1年 | 0.681 |
2年 | 0.464 |
3年 | 0.316 |
4年 | 0.215 |
5年 | 0.146 |
6年以降 | 0.1 |
残価率はこの兎になっています。
半年間で残価率が切り替わるので、実際はもっと細かいです。
こちらに総務省作成の資料がありますので購入時に参考にしてみてください。
重量税も年数やエコカー減税で変化していきます。
(本則税率)
車両重量 | 2年(車検実施時) | ||||
---|---|---|---|---|---|
エコカー減免適用 | エコカー減免無し | ||||
エコカー以外 | |||||
免税 | 13年未満 | 13年経過 | 18年経過 | ||
0~ 500kg以下 |
0 | 5000 | 8200 | 11400 | 12600 |
500kg~ 1,000kg以下 |
0 | 10000 | 16400 | 22800 | 25200 |
1000kg~ 1500kg以下 |
0 | 15000 | 24600 | 34200 | 37800 |
1500kg~ 2000kg以下 |
0 | 20000 | 32800 | 45600 | 50400 |
重量税も表にしてみました。
車検と車の手続き案内センター:自動車重量税
https://annai-center.com/documents/juryozei.php
こちらに詳しい説明もありますので合わせて見てください。
運用時に有ると望ましい資金
このあたりは使い方によって大きく変わってきます。
自動車税で1万5千円ぐらいです
実際には12700円ですが、多めに見積もったほうがいいかなと……
車検代で6万から8万円、自分で車検をするなら3万円で可能です
車検で色々メンテナンスをするなら6~8万円を見積もって、メンテナンスをせずに車検を通すなら3万円ぐらいで出来ます。
ただし、自分で車検場に持っていきすべての手続を行う必要があります。
ガソリン代は年で3万6千円ぐらいです
月に1回、一度の給油で3000円として計算しています。
コペおじのコペンは東京から名古屋までの移動で2回ほど給油しましたので、移動距離に寄ってこの金額は大きく変わってくると思います。
オイル交換などのメンテナンスは付き6000円ぐらい見てもいいのかな?
オイル交換などはしない月の方が多いので一概には言えませんが、月平均で6000円ぐらい見積もっていくと車の運用がしやすいのかなと思います。