前々回はせっかく購入したVAIO Pを使えるようにするべく、
ハードドライブをSSD化する途中で終わりましたね。
今回はSSDへ交換するところまで書いていこうかなと思います。
目次
キーボード裏のネジを外していきます
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VAIO Pはフレームを挟むようにキーボードとマザーボードが配置されているため、キーボードを外してもマザーボードを見る事ができません。
フレームと裏パネルを止めているネジを外してようやくキーボードを取り出すことが出来ます。
フレームと裏パネルを固定しているネジは、フレームや基盤に矢印が書かれてあり、それを外せばいいです。
モニターと本体を止めている蝶番も外す必要がありますが、何故かこちらには矢印が書かれてありません。
上の写真の赤丸のネジを外せば裏のパネルが外れます。
ネジを取って軽く引っ張れば裏パネルが取れます
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こんな感じで外れます。
一つ注意が必要なのがUSBコネクタ周りのパネルは別となっていて残ったまま取れます。
写真で言うと上部左右に赤いパネルが付いていますが、これが別体パネルで外すことは出来ません。無理に外そうとするとプラスティックが割れるので気をつけてください。
そして、この時点ですでに見えてますね、1.8インチSSDが左下ありますね。
これをSSDに交換していきます。
SSDへ交換していくよ
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ここからはパソコンに詳しい方は説明不要だと思います(笑
このHDDはネジ止めとかされてなく、HDDの四隅にゴムがつけられていて、それがHDDのスペーズにはめられているだけです。
フレキケーブルを外します
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まずは本体側のフレキケーブルを外します。
これで、HDDを固定している物がなくなったのでHDDを取り出すことが出来ます。
HDD側のフレキはロック式です
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HDD側のフレキが接続されているコネクタは裏側にあります。
フレキケーブルはあとも使うので丁寧に扱ってください。
HDD側のフレキを外せばここでの作業は完了です。
前回購入したSSDと変換基盤を使って取り付けます
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前回のブログで紹介したSSDととZIF変換基盤を使ってSSD化していきます。
まずはMSATA接続のSSDとZIF変換基盤をドッキングします
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はい、変換基盤にSSDを取り付けたところです。
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製品の説明書もなにもないですが、コネクタに取り付けてネジを締めるだけですので問題ないと思います。
ここで注意なのが用意するSSDがmSATA接続のSSDって言うことです。
現在出回っているのがNVMe(PCI Express)タイプではないことです。
両者は接続形式のことを指しまして、同じようなSSDの形状をしていますが、
互換性はないので間違って取り付けても動かすことが出来ません。
フレキケーブルをつなげます
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ZIF変換基盤に先程取り外したフレキケーブルをつなげます。
接続自体は問題ないのですが、どうやらフレキの厚みが足りないらしく、
変換基盤に差し込んでロックを掛けても抜けてしまうようです。
セロテープで太さをかさ増しします
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同じようにVAIO Pを改造している方がやっていたことを真似ました。
セロテープを2~3枚重ねてコネクタを接続する位置に貼り付けて厚みをかさ増しする方法です。
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これでがっちり固定できるようになります。
あまり厚くするとロックができなくなってまた外れやすくなりますので、
1枚貼り付けては取り付けてを繰り返してはずれないちょうどいい厚みを探ったほうが良いです。
SSDをVAIO Pに取り付けていくよ
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前のHDDと大きさも違うので、はめ込んで固定することができなくなりますので、SSDを両面テープで固定することにしました。
固定しないと移動中にSSDが動いてフレキケーブルが外れるおそれもありますしね。
直接貼り付けます
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SSDは取り付けたらめったに交換することもないと思いますので、
交換のしやすさは度外視して固定しちゃいました(笑
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こんな感じで固定します。
しれっとフレキケーブルの向きがZIF基盤に対して裏表反対になっていますが、最初の写真では裏表反対に取り付けてました(涙
上の写真の向きが正しい取り付け方です。
動作確認してハードディスクの容量が確認できればOKです
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パネルを閉じたりネジを締める前に、
一度BIOSをチェックしてハードディスクが認識されているか確認します。
これをやっておかないと、組み上がったあとに接続不良が見つかった場合
また1からバラすことになりかなり手間ですからね……
今回一発で成功したように見えますが、
3~4回接続を確認してつながるまで何回も試しています。
なんか接続が悪かったです……
一回認識したら安定しましたが……
接続が確認できたら戻します
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あとは逆の手順で組み立てれば完了です。
組み立てるうえでポイントとなる点は、
キーボードを取り付けるときに上から押し込むと爪が割れやすいことです。
製造から時間が経っているのもありますが、
正しく手前から奥へとスライドするように取り付ける必要があります。
次回からはOSをインストールしたりしてこのVAIO Pを仕上げていきたいと思います。