以前に消費電力が400Wまで使えるポータブル電源を買いました。
今回はこのポータブル電源で使えるような調理家電を探しました。
400Wってポータブル電源の中では高出力の方ではあるのですが、
調理家電を使おうとすると使用電力が500Wや600Wなどが多く
やっぱり出力が不足気味です。
で、400Wでも使えるような調理家電を探したというわけですね。
目次
消費電力が少ない調理家具
いままで消費電力とか気にしたことなくて
今回はいい勉強になりました(笑
コペおじのアウトドアの最終目的は
「コペンで旅行して完全1泊すること」
なので、そのための準備と言えます(笑
以前にも書いたと思いますが
コペンの狭い車内で調理をするとき
カセットコンロのような火を使うのは躊躇います。
そこで、
電気を使った調理法がいいと思いポータブル電源で以前に購入しました。
ただ、家庭用電源とは違い、ポータブル電源には使用電力の制限があるので
できる限り消費電力が少ないものを探すことにしました。
トラベルクッカーと検索すると出てきました
で、通常の調理家電だとまず電力不足で使えないです。
海外出張などで自炊したいときに使う家電があるみたいで、
それらの家電は旅行や出張を考えて作られているのでコンパクトで消費電力も少ないことが多いようです。
IHクッキングヒーターは1000W以上のものが多いです
Amazon | dretec IH クッキングヒーター 価格:¥4,910
電気で調理するものとして真っ先に思いつくのが
IHクッキングヒーターですよね?
持っている鍋やフライパンが使えて火も使わないから
狭い車内でも安心して使えます。
比較的消費電力の低いこのIHのクッキングヒーターでも
最大1000W必要になるので、今のポータブル電源では使えません。
中火や弱火で使えば消費電気が抑えられるので
400W以下になるので使えなくはないですが……
それはそれで使い方としては間違ってそうなので、やめておくことにします。
お一人様用のホットプレートなら500Wでギリギリ足りないくらいです
Amazon | ハック ちょこっとグリル 焼肉焼き器 HAC2270
参考価格:¥1,659
価格:¥1,609
そして最近増えてきているのが
「お一人様家電」と言われる一人用の調理家電です。
大きさも手頃で、温める面積も少ないので
普通の家電と比べて消費電力も少なめです。
で、上の商品はホットプレート中では特に低い
500Wの消費電力で動くミニホットプレートです。
値段も2000円以下なのでかなり買いやすく
使いやすい感じがしますね!
ただ、コペおじが持っているポータブル電源では
100W分足りないので使うことが出来ません……残念!
ホットプレートには温度調整できるタイプのありますが
それで中火や弱火にすればもしかしたら
400Wで動くものがあるかもしれません。
が、正しい使い方ではないので
コペおじはこちらの方法も使わないことにしました。
本命「ちょこっと家電」堂々の260W!
で、今回探し当てたのが
こちらの「ちょこっと家電」というミニグリルです。
車中泊Youtuberで有名ならんたいむさんも愛用している物みたいです。
焼いたり茹でたり色々活用されているので、かなり参考になります。
で、最近名前が変わったようで
「贅沢ひとり鍋」となっているようです。
で、肝心の消費電力は堂々の260W!
これを使ってても140Wは余りますので、
テレビを使ったり、スマホを充電することもできちゃいます!
しかも、これそこそこな人気商品らしく、
Amazonのメーカーからの販売ページでは売り切れのままになっていて
Amazon | ハック 鍋セット ホワイト W17×D13×H11cm
おひとり様グリル 贅沢ひとり鍋 HAC2147
現在在庫切れです。
別のショップからの購入だとプレミア価格が乗っていて
小売価格1600円のものなのに5980円まで値上げしています。
なんでやねん。。。
Amazon | ハック ちょこっと家電 贅沢鍋&グリル Φ12cm HAC2254
中古品: ¥5,980
しかも中古品……
コペおじは楽天市場で3000円で購入しました。
ただ、もう在庫品がないみたいで、
10,000円と超プレミア価格が乗っかった物が出店
されてたのでリンクは貼らないことにしました(涙
ジェネリック家電としてYAZAWA トラベルクッカーもあるよ
Amazon | YAZAWA トラベルクッカー 価格:¥3,890
なんかロック歌ってそうなメーカー名ですが、
こちらもアウトドアや旅行を趣味とされている方々には有名な商品のようです。
こちらも堂々の消費電力260Wなので同じ様な使用感だと思います。
こちらのほうが露骨でメカメカしさがあるので
デザイン的には好みな人も出てきそうですね
開封レビューしてみるよ
内容物はグリル、フライパン、蓋、説明書とスッキリしてます
最近まで中国製の色々付属している商品を見てきたので
かなりスッキリに見えますね(笑
とはいえ、ガラスぶたもついてますし、
フライパンもついてきましたので必要十分だと思います。
電源スイッチはなく、コンセントにプラグを刺すと加熱をします
本体もかなり簡単な作りとなっています。
上にテフロン加工されたグリルが乗っていて、
本体側面に「ちょこっと家電」のロゴと通電確認用のライトがあるだけです。
コンセントにプラグを刺すと加熱を開始します。
グリルが一定温度になると電気を止めて加熱を止めるような
仕組みになっています。
事故防止や無駄な電力量費を抑えるために、
電源プラグと本体の間にスイッチでも取り付けたいところですね。
ミニフライパン付きです
ちょこっと家電は本体にテフロン加工されたグリルが付いてますので、本体だけで調理ができます。
付属のテフロン加工されたミニフライパンもついてきますので、
本体を汚さずに調理もできます。
逆に言えば本体の上になにか調理器具を載せても使えるということなので
別で用意した鍋やフライパンで調理もできるということですね!
ただ、直径サイズが12cm程なので、かなり小さめの鍋やフライパンじゃないと収まらないので普段使っている鍋やフライパンは使うことが出来ないと思います。。。
専用の蓋がついてくるので、これだけでも十分調理できます
あと便利だと思ったのは蓋がついてくることですね。
水をお湯にするときも蓋があったほうが早くわかせますし、
炒めものをしているときも蓋があったほうが油はねとかも抑えられますからね。
この蓋は、ミニフライパンや本体のグリルに合う寸法で作られているので
どちらで調理しても使えるようになっていました。
合わせてクッカーも買いました
アウトドアで使うクッカーならちょこっと家電にハマります
一人ようクッカーならだいたい直径12cm以内のが多いようで、
ちょこっと家電に収めることができるようです。
今回はAmazon限定ブランドのクッカーを買いました。
Amazon | Amazon限定ブランド】ジージーエヌ(G.G.N.) クッカー
グレー/グリーン GN02CM011
特選タイムセール:¥1,900
選んだ理由はこれがクッカーで一番安かっただけ
なんですけどね
安いけど、ごく一般的なクッカーです
よくある、蓋と鍋がセットになっていて、
蓋自体も鍋として使えるタイプのクッカーです。
とってもビニール加工がされていて熱くなりにくような感じになってます。
丸型のバーナーとガス缶を中に収納できるので
アウトドアやキャンプでも十分使えるものだと思います。
アルミ製なので、お肉を焼くとくっついちゃうと思います。
品質も悪くないですよ
切り口も丸加工されてますので、危なくないですし、
とっての接合部分もちゃんとしているので料理を載せてもぐらつくことはないと思います。
こんな感じにジャストフィットします!
ちょこっと家電に載せてみると、数ミリ程度の余裕はありますが
この様にぴったり乗せることが出来ます。
付属しているミニフライパンは底が浅いので
茹でるなどの調理には適してないので、クッカーを使うことでそこの深い鍋として茹でるなどの調理もできるようになります。
実際にお湯を沸かしてみるよ
レビューを見ると
火力が弱い
あたたまるまで時間がかかる
調理できるまで温まらない
と言ったレビューが多々あるのでお湯を沸かしてみて
その辺りを検証してみようと思います。
電気ケトルが1500Wでホットプレートが1000W以上なので
それを考えると「ちょこっと家電」の260Wは低いので火力が足りないというのはしょうがないのかなと感じます。
今回は300ccの水を使います
300ccの水をどのくらいの時間でお湯になるのかを図ります
ということで、火力を確かめるべく
コップ一杯ほどのお湯をどのくらいの時間でできるのかを図ってみようかと思います。
本体のグリルだと底が浅いので、
ミニフライパンを使ってお湯を沸かします。
水を入れてタイマースタート!
2分後、蓋が曇ってきました
加熱を開始して2分後、ガラス蓋が曇りました。
本体は手をかざすとほんのり温かい程度です。
本体の白い部分はそこそこの熱を発するので直接触るときは気をつけましょう。
音は無音で何も発しません。
約5分後、泡が出るようになってきました
5分後にはブクブクと取りおり泡が出るようになってきました。
コーヒーやお茶を入れるときにはこのぐらいで十分だと思います。
今回は実験ですので、沸騰するまで加熱したいと思います。
約7分30秒後には沸騰し始めます
ちょっと時間はかかりますが7分30秒後には沸騰し始めます。
このときの沸騰はグツグツといった感じではなく、
グツ……グツ……といった感じの少し弱い感じです。
流石に調理までに7分待つのはちょっと置換がかかりますね。
とはいえ、待てば十分な火力を得られることがわかりました。
完全沸騰までには12分かかりました
そして、グツグツになる完全沸騰までには12分ほどかかりました。
カップラーメンを食べようとして
12分待たなきゃいけないのは辛いですね(笑
まあ260Wですからねぇ……
時間がかかるのは仕方がないのかもしれないです。
とはいえ、お湯として使えるようにするぐらいだったら5分程度でいいので
コーヒーのお湯をわかるなどの利用方法では問題ないと思います。
炒めるときなどはグリルやミニフライパンの表面温度だけで良いので
5分もあれば焼き肉とかができるような温度になると思います。
温度も94度なので、問題なし!
沸騰しているので100度近くになっているのは当然ですが(汗
温度計で水温を測っても94度なので十分な熱を発せられると思います。
なにせ、ポータブル電源で使えるのでコペおじ的にはかなり満足しています。
どこかのキャンプ場に行って
コペンの車内でお湯を沸かしてコーヒーを飲む……
と言ったことがこれでは可能なのです!
コペンじゃなくてもいいですが、
車好きにとってはちょっと試してみたい時間の過ごし方ではないでしょうか?
あとは寒い季節で鍋なんかも十分作れると思うので
コペンで鍋というよくわからないシチュエーションも出来ます(笑
ぶっちゃけ感想は?
260Wでポータブル電源でも使えるのは便利
300W以下とかなり省電力なので
30,000円以下のポータブル電源でも製品によってはそこそこ使えると思います。
昔と比べてポータブル電源がかなり安く手に入りやすくなってきましたが
500Wを超える出力のポータブル電源は6,7万円を超える商品が多く
ちょっと手が出しづらいです。
せっかくポータブル電源を買っても使えるW数が足りなくて
調理はカセットコンロやバーナーを使っている方もいるのではないかなと思います。
そういうときに、このちょこっと家電があると
メイン料理はバーナーで作ってサイドメニューはちょこっと家電で作るみたいな
アウトドア料理の幅も広がるんじゃないかなと思います。
火力は十分、でも待たないといけないね
確かにレビューにもあったようにあたたまるまでに時間がかかります。
お湯を沸かすのにも5分ぐらいかかりますし。
でも十分に待てば火力自体は十分あるんじゃないかなと思います。
あとは食材をたくさん入れて加熱は
全体に熱が入るまで時間がかかるので程々の量で
加熱したほうが良さそうですね。
おそらく別で購入したクッカーに水をいっぱい入れて
お湯を沸かそうとしてもかなりの時間がかかると思います。
そういった使い方はできなさそうですね。
コンパクトだからコペンでもじゃまにならない
これも魅力の一つですね。
小さいのでコペンでアウトドアに行っても
そんなに荷物にならないので気軽に持っていけます。
なかなかこの様な商品は出てこないので
大切に使っていきたいと思います。
車中泊ブームでちょこっと家電が品薄になっていて
購入できるところがプレミア価格になっているのがちょっと残念ですね。。。