前回はミラジーノ(L650S)のインテリアパネルを
シルバーのものから木目調のものに交換しました。
まあ、MT用を買ってしまって
中途半端な結果になってしまったんですけどね……
で、突然ミラジーノ(L650S)をいじり始めたかといいますと、
「ミラー型ドライブレコーダーを取り付けするなら一緒にインテリアパネルも交換しよう」
って進めていたわけでした。
ということで、ここから3回に渡りましてミラジーノにミラー型ドライブレコーダーを取り付けるお話となります。
目次
今回のミラー型ドライブレコーダーはVanTop H610R
コペンに取り付けていたVanTop H612Rの兄弟商品となります
以前コペンにミラー型のドライブレコーダーを必死に取り付けましたがその廉価版に当たります。
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このH612Rお値段も2万円以下なのにかなりの高性能で
映像もきれいなので現在も愛用しています(笑
VanTop H612Rはクーポンを使えば16,000円で買えるので十分安くコスパのいいミラー型ドライブレコーダーなのですが、
4Kで録画する必要がない、とか
GPSで位置情報がいらない、とか
音声操作とかしない、とか
の人にとっては高機能すぎて扱いづらいかもしれません。
安全運転のために録画したい、スマートミラーとして使いたい
という最低限の機能で良いって言う場合は
VanTop H610Rでも良いんじゃないかなと思います。
Amazon | VanTop H610R ドライブレコーダー
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価格もVanTop H610Rならば14,880円で、
更に2,000円のクーポンがつけられるので、
実質13,000円で購入できます!
2カメラのミラー型ドライブレコーダーと考えてもかなり安いと思いますよ!
VanTop H612RとVanTop H610Rの違い
先の項目でもちょこっと書きましたが、
ここで詳しく書きていこうかなと思います。
液晶画面(ミラー)の大きさが違う
今回のVanTop H610Rは
他のミラー型のドライブレコーダーで一般的なサイズの10インチです。
対してコペンに取り付けているVanTop H612Rは
大型のルームミラーと同じくらいの11.88インチです。
形もVanTop H610Rは上側が狭い台形のような形で、VanTop H612Rは完全な長方形の形をしています。このあたりも大きな違いかなと思います。
で大きさによる違いですが、正直11.88インチが大きすぎると感じたので
普段の運転で不自由を感じていなければ、VanTop H610Rの10インチで十分だと思います。
GPS機能が使えない
VanTop H610RはGPS受信機が同梱されていません。
そもそもGPS受信機と接続するための端子もないので、GPSを使った機能自体が使えません。
一方、VanTop H612RはGPS受信ユニットも同梱されていて
接続するとすぐにGPSの機能を使うことができます。
GPS機能を使ってできることは、
専用アプリで動画と連動した位置情報が取得できる。
簡易的な時速表示が動画内でできる。
の2つぐらいでしょうか。
こちらもGPS機能がいるかどうかで買うものを選んでもいいかもしれないですね。
要らなければ安いVanTop H610Rを
必要ならば高機能なVanTop H612Rを選ぶ感じでしょうか。
音声操作ができない
ドライブレコーダーを音声操作したい人が居るのかわかりませんが、
こちらの機能も別れています。
VanTop H610Rは音声操作機能が有りません。
操作する場合は本体をタッチして操作する必要があります。
で、VanTop H612Rには音声操作機能が搭載されています。
(コペおじは使わないので機能をOFF設定にしてますが……)
どうやら、この音声操作の機能は
運転中に残しておきたい風景などを撮影するときにハンドルから手を離すのは危険なので、安全に操作ができるよう音声で操作できるようにしたということのようですね。
そう考えると面白い機能ですね。
どちらもFullHD以上の画質があるので、TwitterやInstagramに旅行時の移動風景をアップロードしたいといったときに使える機能じゃないでしょうか?
カメラをスライドしてミラーを避けることができる
こちらだけVanTop H610Rは出来てVanTop H612Rには出来ないことです。
VanTop H610Rはカメラと本体に切り込みが入っています。
で、カメラを横に引っ張ると
このようにカメラ位置をスライドすることが出来ます。
コレは、このミラー型ドライブレコーダーが純正のルームミラーに取り付ける方式で設置するのですが、
純正のルームミラーが大きかった場合にカメラがミラーにぶつかって前方を映せないといった事がありえます。
そのために、横にスライドすることでより多くのルームミラーに対応させているというわけですね。
一方、VanTop H612Rはカメラが本体に直付けされてますので、
カメラはスライドできません。
もし大きなミラーに取り付ける場合は本体ごと右にずらす必要がありますね。
最大2.5Kの解像度でしか録画できない
最後の違う点ですが、お互いに最大録画解像度が違います。
お互いにリアフロント側にカメラがあって各種設定で解像度を決められます。
1K=1920ピクセル x 1080ピクセル(3,4年前のスマホぐらい)
2K=3840ピクセル x 2160ピクセル(1,2年前のスマホぐらい)
4K=7680ピクセル x 4320ピクセル(最近のテレビくらい)
VanTop H610Rは
・フロントカメラ2.5K、リアカメラ2.5Kか
・フロントカメラ2.5K、リアカメラ1K(1080p)の
二通りの録画ができます
VanTop H612Rは
・フロントカメラ2.5K、リアカメラ2.5Kか
・フロントカメラ4K、リアカメラ1K(1080p)の
二通りの録画ができます
ドライブレコーダーの映像をYoutubeにアップする「コペおじ」のような人種
旅行動画としてドライブレコーダーの映像を保存しておきたいと思っている人
等以外は2.5Kの解像度でも十分ナンバープレートや看板の文字も確認できるので、VanTop H610Rで必要十分だと思います。
じゃあ、開府レビューしていくよ!
かなり長くなりましたがやっとレビューしていきます!(汗
梱包もキレイで箱もしっかりしています
VanTop H612Rと同じ横長の箱に入ってます
もっとアップで撮ればよかった(汗
VanTopの製品の梱包はしっかりしていて箱の作りもよく
配送で破損するのは少なそうです。
見た目に対して詰め込まれているのか重量感がありますので
誤って落とさないようにしてください(汗
(コペおじは何回か落としそうになりました……)
青い部分は別パーツになっていてスライドして箱と分けることが出来ます。
最近の梱包って上蓋と下の箱のみで、持ち方を間違えると下側がストンと落ちて怖いので、このようにストッパーのような物があるのは個人的には嬉しいです。
iPh●neの箱ってよく上側だけ持って本体落としそうになるとか
経験ないですか?あ。ない?(´・ω・`)ショボーン
上蓋を開けると本体が早速お目見えします
VanTop
Please remove if off befor use
どーんと本体が出てきましたね。
英語で「袋取って使ってね」って書かれてます。
この時点ではVanTop H612Rより一回り小さいなーって印象を受けました。
汚れもなく、すごくきれいな梱包をされています。
よくある中国の格安商品とは品質が違うなと思います。
それでは次に進みましょうか。
内蓋の奥にシガーソケット電源やリアカメラが入っています
VanTop H612Rと同じように内蓋の奥に付属品は収まってました。
VanTop H612RよりGPS受信機がない分、VanTop H610Rのほうが若干余裕がある感じです。
どんどん開封していきましょう。
本体や付属品を見ていきます
ドライブレコーダー本体は標準的なルームミラーサイズですね
VanTop H612Rの時はひと目見て「大きい」のがわかりましたが、
今回のVanTop H610Rは手頃なサイズといった感じです。
内張り剥がしやメガネ拭きも入っていてサービスが良いです(笑
内容物はほぼほぼVanTop H612Rの時と同じですね。
GPS受信機がないぐらいで、黄色の内張り剥がしも付属されてましたし、
本体を取り付けるシリコンゴムも2セット(4つ)入っています。
値段が安いとはいえ付属品もしっかり入っていますので
VanTop H610Rだけで追加で買う必要は無いようです。
リアカメラもコードが5m位あるのでミニバンサイズでも
十分足りる長さだと思います。
説明書は日本語も書かれてあります
チョット話がずれてしまうのですがVanTop H610Rは
国内メーカーではない製品なのに日本向け(右側通行)に作られています。
日本の道は各国で多いフランス流の左側通行ではなく、
イギリス流の右側通行です。
それに合わせて運転席の位置も主流の左側ではなく右側です。
で、Amazonなどで売られているミラー型のドライブレコーダーは
主流の左側通行に合わせた設計になっています。
そのため、わざわざ日本の環境に合わせるために
本体も作り直している感じになります。へへー
で、合わせて説明書も日本語のページも用意されています。
日本語説明書はわかりやすく書かれているので、
取り付け時に困るようなことはないと思います。
ただ、設定項目がちょっと日本には聞き慣れない単語があって
落ち着いて読まないと理解しづらい部分があるかもしれないです。
まぁ、なぜか敬語と命令語が混ざった感じの
日本語なのはご愛嬌ということで(笑
動作チェックしていくよ
取り付ける前に動作チェックしました。
ミラジーノに取り付ける前に壊れている箇所があったら悲しいですからね(汗
電源端子はUSB(Micro-B)が使えます
電源の端子はUSB type-cが標準化しつつある今では若干珍しくなりつつあるUSB Micro Bを使います。
VanTop H612Rのレビュー時ではPS3のコントローラーの充電端子とか
ちょっと古いスマホの充電端子とかという表現方法をしましたね。
で、USB端子の隣りにあるのがリアカメラの接続端子です。
更に横の端子はSDカードのスロットになります。
スマホの充電器で動作確認が出来ます
どのご家庭にもある充電器でこのVanTop H610Rは動かせます。
そのため、実際に車に取り付ける前にこうやって動作確認ができるのが嬉しいですね。
家庭電源からシガーソケットへの変換器って地味に高いので
USBで使えるのはこういうときに便利です。
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バッチリ動きます!
USBケーブルを接続すると、
ウェルカム トゥ バァントォップ!
(ちょっとうるさい
という起動音とともにVanTop H610Rが起動しました。
画面が青っぽいのはカメラの保護フィルムが張りっぱなしだからなので
問題ないです。
ちょっと見づらいですが、
仕事猫もきれいに表示されてますので動作は問題ないようです。
本体にはバッテリーも搭載されているので、充電が完了されれば
キーオフ状態でも30分程度は動かすことが出来ます。
リアカメラもちゃんと動きました!
束ねたままの状態ですが、リアカメラをVanTop H610Rに接続しました。
表示されている映像を切り替える時は、画面の真ん中から右側の領域を
左から右へスワイプさせていくと変わっていきます。
- フロントカメラ(左側) + リアカメラ(右側)
- フロントカメラ(全面)
- リアカメラ(全面)
をスワイプしていくと順々に切り替わっていきます。
写真の映像はリアカメラ(全面)の状態で写しています。
映像の遅延は0.1秒から0.2秒ぐらい
スマートミラーとして使いたい人にとって気になるのが
カメラで取得した映像が画面に反映される時間だと思います。
安いドライブレコーダーだと画面に反映させるのに0.5秒後や1秒後とか
掛かってしまって、現実の状態と画面の状態がずれてしまうことがあります。
スマートミラーでその状態だと後方確認がリアルタイムに出来なくて全く使えないのでかなり問題になります。
で、バックカメラを手で振ってみて、映像に反映される時間を見てみたのですがかなり差はなくてほんの一瞬遅れる程度かなと思います。
とはいえ、全く同じタイミングで映像に反映はされないので、
スマートミラーとしてVanTop H610Rを使う場合も最終確認として
ドアミラなどで後方は確認したほうがいいかなと思います。
もし不安に感じている方は
「スマートミラー」と書かれた商品を買ったほうがいいのかもしれません。
画質はキレイです
写真だと色補正とか掛かってしまうので
あかなり青く写っててボケたような映像になってますね(汗
実際に見た感じ、かなりくっきり輪郭が写っていて
画質は十分に綺麗だと思います。
VanTop H612Rと比べると解像度が4Kから2.5Kと低いですが
画面サイズがその分小さいので、映像が荒れた状態になっているとか
ぼやけた状態になっているような感じはしませんでした。
次回はミラジーノ(L650S)に取り付けるよ
ということで、取り付け前レビューはこのぐらいにしたいと思います。
コペンとは違って車の車種が違うので
楽だったり難しかったりする箇所があったので
そのあたりも書いていこうかなと思います。