車中泊するために必要なものを考えてみる。後編。コペおじです。

今回は車中泊するための道具を調べる後編になります。

前の日曜まで開催していたキャンピングカーショウ2023に行ってきました。

今のキャンピングカーは装備が揃っていてすごかったです!
軽自動車のキャンピングカーなら400万円~500万円で購入できるので、
安々と手を出せるものではありませんが、
手が届きそうなのでなくはないかなと思いました。

キャンピングカーを買う予定は今のところないのですが、
車中泊をする上で参考になったところもありますので、
今後の車中泊ライフに活かそうかなとお思いました。

その時の様子は次回のブログに書きたいと思います。

そして今回は車中泊する上で
車内で過ごす道具や快適に眠るための道具を考えてみました。

必ずしも必要ではないと思いますが、
あると便利なものを見繕ってみました。

車内で過ごす編

車中泊の醍醐味である車内で過ごすときの用意を考えてみます。

トランプとかゲームとかは各自で揃えてください(笑

今回は冷暖房器具を中心に調べてみました。
冬の寒い中、車内でガタガタ震えながら過ごすのはちょっと悲しいですからね……
また夏の暑いなかで車の中にいるのは自殺行為に等しいですからね……

流石に真冬日や真夏日を乗り切るには難しいとは思いますが
冬や夏で車中泊を快適に過ごすための冷暖房器具が
必要になるのかなと思いました。

冬季ならヒーターベスト

電熱線が服の中を通っていてそれで温めるヒーターベストがおすすめです。

温めるといえば暖房具が思い浮かぶと思いますが、
暖房器具は火を使ったり燃費が悪かったりと車内で使うには不向きなので、
直接温められる暖かくなる衣服系で対応するのが良いと思います。


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まず考えるのが、カセットボンベを使ったガスストーブですね。
大きさも手のひらサイズに収まるので車の中に置いても
邪魔にならないと思います。

利点は
カセットボンベを使うので扱いがしやすく手に入りやすいです。
また、火を使うので車内全体を温めやすいです。

欠点としましては、火を使うので換気が必要なことと
火災にならないように見守る必要があります。
また、燃費が悪くカセットボンベ1つで5時間ほどしか使えません。
カセットボンベ1つがだいたい200円ぐらいと考えると効率が悪いですよね……

いざとなったときの非常用暖房として忍ばせておくのが正解な気がします。


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もう一つ思いつくのが電気ストーブですね。
実家やおじいちゃんの家においてあるイメージです(笑

利点としては
電気ストーブは幹部を直に温めてくれるので、温まりやすいです。
火を使っていないので
ガスストーブより火災が起きにくいという点もあります。
(ただ、燃えやすいものを近くにおいてると火災につながるので
全く起きないというわけではないです)

こちらの欠点としては消費電力が800Wなのでそこそこ大きな電源が必要なのと、空気を温められないので車内を温める事ができない点ですね。


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最後に最初におすすめしてたヒーター付きのパーカー(ベスト)ですね。

電気で発熱して温めるタイプの衣類となります。
利点としましては電気もスマホを充電するための
モバイルバッテリーが使用できたり
付属しているバッテリーがあるのでポータブル電源が必要ない
です。
この服のみで完結するので
外に出ても冷えにくく自由に移動することができます

また、ヒーターを挟んでいるので2重構造になっていることが多く、
ヒーターを使わなくても十分暖かく過ごすことができます。

欠点としては普通の服よりもかさばるので動きづらいことと、
ヒーターベストは内側に着る物が多いのでデザインがそれほど多くないという点ですね。

ヒーターベストに関してはアマゾンとかのネットショップより近くのホームセンターのユニホーム売り場のほうが種類がたくさんあるかもしれないので、そちらを見てみるといいと思います。

夏季なら冷房器具

今度は夏場の暑い日に車中泊するときの過ごし方を考えてみます。

物を冷やすと言うのは温めるより難しいので手段が限られてしまいます。
とはいえ、最近の技術革新もあり前よりも手段が増えて車中泊しらすくなってきた感じはあります。

エアコン設備を車に取り付けられればベストではありますが、
エアコンとなると電源の確保もそうですが配置する広さも必要となってきます。

ただ、正直に言いますと冷やす行為は難しい行為なので、
この進んだ世の中でもなかなかに満足するものはないのが現実です。

とはいえエンジンかけっぱなしでカーエアコンをぶん回すのは
車中泊erとしてはこのご時世や環境的に失格ですのでやめましょう(笑


Amazon アイリスオーヤマ ポータブル クーラー 価格:49,800円

また、排気を外に逃がす必要があるので、
窓などから排気ダクトを通す必要もあります。

利点としましては、
エアコンなので家と同じように車内を冷やすことができます
また、暖房器具と違い火を使うこともないので火災につながることもなく車内を締め切って使うことができます。

欠点としては
100W級の大きなポータブル電源が必要になり、
初期投資が大きくなる
ことですね。
それと、排気熱を車外に出す必要があるので、
車の取り付け位置を工夫したり、加工する必要があります


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スポットクーラーと呼ばれるものです。

こちらは家に備え付けのクーラーと同じような仕組みではあるのですが、
室内を冷やすというよりは直接冷気を浴びて体を冷やすような使い方をするクーラーとなります。

暖房器具で紹介した電気ストーブのエアコン版と言った感じですね。

利点としましては部屋を冷やす能力はない代わりに、
消費電力が300W程度と抑えめなので程々のポータブル電源で動かすことができます。また大きさもそれほど大きくないので、置きやすいと思います。

欠点としましては冷房能力はさほど高くないので、
猛暑日等のとても暑い日には冷えない場合もあります
あくまでも冷風を浴びて冷やすタイプの器具なので、部屋は冷えません。

http://www.gix.or.jp/~z33asahi/camp.html

最後の手は「夏でも涼しい場所で車中泊をする」です。

身も蓋もない事ですが、これなら初期投資もいりませんし、
車で向かえばいいので楽です。

更に行く最中はドライブになりますので
車中泊している人にとっては一石二鳥だと思います。

睡眠編

衣食住が揃ったので、最後に睡眠について考えてみようと思います。

前に紹介した暖房器具を寝ているときに使うのは安全上危険だと思いますので、
寝るときには何かしらの防寒対策が必要となります。

また夏場の睡眠の場合は蚊などの虫対策も必要になってくると思います。

冬季なら寝袋等の防寒具

冬場の場合はいかに体を冷やさずに眠るかが重要になってくると思います。

人間は睡眠中に体温が低くなるので、
ちゃんと温めておかないと眠りが浅くなったり
途中で起きてしまい寝不足になりがちです。


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そのため、寝具もちゃんと体の熱を逃さないような物が必要になってきます。
家にある布団を持ち込んでもいいとは思うのですが、
毛布はかさばりますし寒いところだと多めに持っていく必要になるので
それだけで荷物が増えてしまいます。

そこで、キャンプで使うシェラフ(寝袋)を使うのが良いと思います。

利点としては防寒性が高いのにコンパクトになるのでかさばらないのや、軽いので寝るときに苦痛になりにくいのもあります。

値段は張りますが中には-20℃でも耐えられるシェラフがあるので、
北海道などでの車中泊でも耐えられる場合があります。

欠点としては、軽く作ってあるので生地が薄くマットとかをひかないと、
寝心地が悪いものがあるということですね。


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そして、寝具以外にも就寝してるときの寒さを凌ぐ方法として
前に紹介したヒーターベストを着て寝る方法もあります。

こちらならばいつもの布団を引いて寝られるので、
寝心地の点では良いと思います。

ただ、ちゃんと寒さ対策をした服を着ないと寝ている間に
体が冷えてしまい眠ね無いといったことも起こりえますので、
十分に布団と服を選ぶ必要があると思います。

夏季なら防虫器具

そして夏場の場合は暑さ対策も必要ですが、
もう一つ虫対策が必要になってくると思います。

涼しいところで車中泊をしても、
やはり風通しを考えて窓を開けて寝ることが多いと思います。

車中泊できるところは山などの自然が多いところが中心
だと思いますので、窓を開けたままだと蚊が入ってきて刺されてしまった、羽音で眠れないといったことが起きる可能性があります


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多くの風を入れるため、
ハッチバックやバックドアを開けた場合に使えるネットや


Amazon リアドア用 ウィンドウネット
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ドアにかぶせて使うネットを使うと良いのかなと思います。

ネットを被せることで窓開けながらも車内で過ごすことができるようになりますし、普通のガラスより中が見づらくなるので目隠し的な使い方もできます。

場所編

最後に車中泊するための場所について考えてみたいと思います。

昔はそのへんの河原や土手で出来ましたが、
今では車中泊できる場所は限られてきました。

またブームになったのもあり、
逆に車中泊が禁止になってしまった場所もありますし、
RVパークなど車中泊をするためのスペースも作られるようになりました。

仕方ないことではありますが、
人気が出ると制限が強くなることもありますので、
車中泊という文化を守るためにもできる場所できない場所を
しっかり見極めて車中泊をする必要があると思います。

車中泊OKな場所かどうかは予め確認を取る

かつては公園や河川敷でひっそりと行うのが主流でしたが、
ご時世柄ひっそりと行うことが難しくなってきました。。。

街にあるコインパーキングは明確に車中泊が禁止されてますし、
公園によっては夜間時は閉鎖されてそもそも使用不可な場所もあります。

そういうところで無理やり車中泊をしたせいで、
逆に車中泊の規制が強くなってしまっては他の方に迷惑がかかりますので、
ちゃんとできる場所を調べておいてから行うべきだと思います。

最近では車中泊ができるように
駐車場や電気を貸出してくれる場所も出てきましたので、
そこを利用する方法もあります。

くるまたびCLUB:https://www.kurumatabi.com/

まずはくるま旅CLUBさんです。
こちらは道の駅やホテル、旅館、温泉施設などがくるま旅CLUBに加盟することで、車中泊のできる場所を提供してくれたり、加入者に対して入浴料などを割り引いてくれるサービスを展開している事業団体になります。

飲食店や銭湯施設の割引の他に、フェリー料金の割引があったりと、
旅が好きな人にとっては得のあるものだと思います。

こちらはキャンピングカー向けのサービスではありますが、
最近は車中泊できる車を持っている人達向けにも
会員登録できるようになっています。
(車中泊仕様ではない車のオーナーさんでも会員登録できます)

ここに登録されているお店は車中泊可能なお店が見つかりますので、
ここから車中泊地を探し出して旅行をするというものも面白いと思います。

年会費4400円、入会費3300円と必要ですが、
車で旅行をするのが好きな方にとっては特典やサービスが多いと思いますので、
年に何度も車で旅行をする人にとってはおすすめできると思います。

RVPARK:https://rv-park.jp/

次にRVPARKさんです。

これも、一般社団法人が運営しているサービスではあります。
こちらはキャンピングカーでのキャンプを行うための情報やサービスを提供するのに特化した物となっています。

くるま旅CLUBと同じように割引特典がもらえますので、
よりキャンプ中心で車中泊を考えている方は
こちらのRVPARKさんに会員登録してみ良いかなと思います。

くるま旅CLUBさんとは重複したサービスがあるので、
どちらか一つに会員登録すればいいかなと思います。

まとめ:
一気にやらずに徐々に揃えるのが一番だと思います

2回に渡って車中泊で必要なものを考えてみました。

キャンプもそうですが、車中泊も厳しい自然に戦っていくため
どうしても装備や準備でお金が必要になってしまいます。

そもそもキャンプと違って車を用意しないといけないので、
その時点で大きな出費が必要になると思います。

一気に揃えようとすると資金もそうですが、
終わりのない戦いになってしまいやる気も削がれて
車中泊をする気力もなくなってしまいますので、
楽しむことができなくなってしまうかもしれません。

まずは、”半車中泊”として日が出てるうちだけ挑戦してみたり、
車中飯を何度かやって慣れていくという方法もあると思います。

実際にやってみたほうが、足りない物や改善点が出てきますので
それをどんどん積み重なっていってオリジナルの車中泊を楽しむ
と言ったやり方が一番楽しいのではないかなともいます。

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