以前、リアフェンダーに赤錆を見つけてしまい
塗装するのがめんどくさくてサビチェンジャーを使って処置をしました。
あれから数日たった先日、コペンを近くのスーパーに停めていたときにサビチェンジャー(錆転換剤)を塗った箇所に違和感を覚えたので見てみたんですよ。
そうしたら思いがけない状態になっていましたので、塗った後の状況を書こうかなと思います。
目次
サビチェンジャー(錆転換剤)とは?
丁度いいので、サビチェンジャー(錆転換剤)についてお勉強しました。
といってもコペおじは普通科高校出身で、専門学校卒なので化学式とかよくわかっていません……
鉄を腐食しない錆、黒錆に変換させる化学薬品
赤錆は鉄がもろく壊れやすい状態
赤錆とは鉄が酸素と結合して酸化鉄となった状態です。
正式名は酸化第二鉄といいます。
赤錆は鉄の奥深くまで侵食するので、一部がサビてしまうとどんどん侵攻していき、広がっていく性質があります。
で、この状態になると鉄組織が脆い状態になってしまい、
穴が空いたりポロポロと鉄が崩れたりしてしまいます。
黒錆は酸化膜で鉄の表面を保護した状態
黒錆とは鉄の表面に酸化膜が覆った状態のことをいいます。
鉄の周りに酸化膜を形成し、
鉄のサビのもとになる湿気や空気を遮断することができるので、結果的にサビに強くなるということです。
鉄鍋を熱すると青くなったり黒くなったりすることがありますが、
コレも酸化膜が覆った状態なので、黒錆なったと言っても良いそうです。
スキレットや鉄茶瓶が黒いのは酸化膜を覆ってサビ対策をしているためだそうです。
鉄に焼きを入れるとサビなくなるというのはこういう原理なのだそうです。
サビチェンジャー(錆転換剤)はそれを科学的に行い、赤錆から一気に黒錆に変化させるもののようですね。
コペおじが今回使ったのはホルツのサビチェンジャー
サビている箇所にサビチェンジャーの液体を塗るだけ
詳しい方法は上のブログを見てください。
といっても、サビた箇所に液体を塗るだけなので難しいことはないです。
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今回塗ったのはこの箇所です。
ごく一部ではありますがなかなかのサビです。
塗布して2週間後の状態
なんか広がった(笑
ふとフェンダーを見たときに黒い物が見えたので、
「汚れかな?」
と思ってフェンダーに目を凝らしたら塗料みたいな黒いものが見えたんですよね。
もしや?と思って錆の箇所を見てみたら
周辺まで真っ黒になってました
え?どういうこと?これ、ボディは侵食しないってレビューは見たんだけど……
ボディに間違って塗った覚えは無いんですが、コレって膨張する感じなんですかね?
サビチェンジャー(錆転換剤)の液体がちょっと粘性のあるトロッとした液体だったので、塗布後、車を動かしたときに広がってしまった可能性はありますけどね。。。
ううむ。。。
触った感じは塗装した感じでつるつるしてた
恐る恐る触ってみたのですが、
ヌルヌルしているということはなく、逆につるつるしていました。
液体がまだ残っているということではなさそうです。
化学変化が終わった後なのでしょうね。
しかしなんで塗装部分まで黒くなったんだろうか……
錆については広がっている様子はなさそうなので一応効果はあるのかなと。
ううむ、塗布した場所はそのまま塗装OKらしいので、
気が向いたらタッチペンか自家塗装でもやりましょうかね。
サビチェンジャー(錆転換剤)は多く塗らなくても大丈夫よというお話でした(汗
今回、コペおじはサビチェンジャー(錆転換剤)をそれはたっぷりと塗りました(笑
液体が垂れるほどは塗ってはいないのですが、それでも6~7回ぐらいは重ね塗りして、ひたひたになるぐらいまで塗りました。
サビチェンジャー(錆転換剤)は鉄の奥まで浸透しないのでなるべく錆の奥まで浸透させようとたくさん塗ったのがこの様になった原因なのかなと思います。
塗布する液体が多すぎたために塗った錆のある場所を超えて他の場所まで広がってしまったのかと思われます。
見た目こそ悪いですが、触った感じはしっかりしているので、取ろうとするより上からタッチペンや自家塗装をしていき隠したほうが良いのかなと思いました。