先週はブログ更新ができませんでした。
先週GWの中日の平日からひどい喉風邪を引いてしまい倒れておりました(涙
いやぁ、風邪を引き始めたのは中日の平日でしたが、
そのままGWの後半の4連休もずっと風邪の療養で全く休めませんでした。
やっとの連休だったのに……
ということで、なんとか元気にやってますので、
今後ともこのブログをよろしくお願いいたします。
今回は前のコペンのカーナビを切り替えるときに
ニコイチするために買ったあまりのメンテナンスをしました。
ニコイチに使った残りなので正常動作しないはずなのですが、
不具合としてはディスプレイのゴーストタッチがひどいというものだけなので、
もしかしたら簡単な対策で解決するんじゃないかなと考えました。
目次
コペンにつけるために複数買ったCN-F1XD……
コペおじはこのパナソニックのカーナビ、Strada CN-F1XDを3台持っています。
別にコレクションアイテムとして集めているわけではなく、前回購入したカーナビを直すために部品取りで新たに購入を繰り返していたら3台も所有していた形になります。
- 1台目:ヤフオクで完動品の中古を購入したはずがディスプレイのタッチ不良を起こしていた。動作確認済。
- 2台目:ヤフオクで完動品の中古を購入したはずが売り主が分解方法を理解していなかったのか本体とディスプレイの接続部が破損していた。動作確認済
- 3台目:スクラップ車からの取り外し品、動作未確認。
3台の経緯はこんな感じです。
コペンにカーナビを取り付けたあとに手元の残ったものを修理したくて3台目を買い足しました。
3台目は故障を承知で購入しているので良いのですが1,2台目は完動品を購入したはずだったのでかなりショックをうけて放置していました。
この様子はブログに書いてますのでご興味があれば読んでいただければと思います。
で、コペンには1台目の本体と2台目に破損した部分の部品、2台目のディスプレイをニコイチしてなんとか動く状態のものを取り付けたのです。
現状今残っているのが
- 1台目:ディスプレイのみ(接続部品が破損したものに交換)
- 2台目:本体のみ(接続部品が破損)
- 3台目:ディスプレイ、本体両方あり(動作未確認)
と、1台目と2台目を3台目の部品を使って直して合体させられればタッチ不良がある状態ではありますが動作確認できる1台ができます。
不良品を掴まされた傷もだいぶ癒えてきましたので、
この際にいろいろいじってみようかなと思い立ったわけですね。
CN-F1系でよくあるディスプレイのコーティング剥がれ
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はい、写真だと傷のように見えますね。
このStrada CN-F1XDはディスプレイに光が反射しづらいコーティングがされているようで、これが経年劣化で剥がれてきてしまうようです。
また、コロナ対策でアルコールで色んなところを拭くのが流行り、カーナビをアルコール入りのウエットティッシュで拭いてしまったときにコーティングを侵してしまいこのように剥がれてしまうことがあるようです。
MacBookなどのディスプレイも同じようなコーティングがされていることがあり、アルコール入りのウエットティッシュで拭いたらなんか剥がれてしまったという情報がネットにあったりします。
そしてこのコーティングはタッチ機能的にはなくても問題ないようで剥がしてしまっている人もいるようです。
で、ここでコペおじは
この剥がれかかったコーティングがタッチ不良の原因のひとつなのでは?と考えるようになりました。
もし、コーティングを剥がすだけで正常動作できるのでしたら儲けもんです。
作業も難しくないようなのでやってみることにしました。
アルカリ電解水が効くらしい
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ウエットティッシュでコーティングが剥がれるなら、アルコールやアルカリ電解水でコーティングを全部剥がしてしまおうという作戦ですね。
普通の水よりアルカリ電解水が良いようです。
アルカリ性の液体にコーティングが溶けるらしいです。
アルコールでも良いみたいですが、IPAとか高いので
100円ショップでも変えるアルカリ電解水がお手軽だと思います。
あとはスポンジです。
硬いものが良いみたいなのでメラニンスポンジを買いました。
あまり硬いスポンジだとディスプレイに傷がつきますのである程度固くて傷がつかないものを選んだほうが良さそうです。
人によってはコンパウンドで磨いている人もいましたが、流石にディスプレイ表面を削ることになるのでタッチ操作に影響がありそうなのでコペおじはコンパウンドは使わないようにしました。
コーティングを柔らかくするためアルカリ電解水を浸します(しなくていいかも
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キッチンペーパーやティッシュペーパーにアルカリ電解水を湿る程度につけて、ディスプレイの上に乗せます。
これはネットで調べたら複数の方が行っていたので、コペおじも習って行いました。
水気が電子回路に入ってしまうと動作不良のもとになりますので、
あくまでもディスプレイの表面だけにつくようにします。
また写真撮影のために植え向きにしていますが、
ディスプレイを下向きにして内部に水気が入らないようにしています。
これで10分から15分ぐらい待つとコーティングが柔らかくなるみたいです。
15分後取り出してみると、確かにコーティングが剥がれてますね
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写真で見ると違いがわかりますね。
キッチンペーパーをあてて待っただけです。まだ擦っていません。
ただ作業している当時は「うーん、違いがわからん……。これ剥がれてるんかなぁ」とか思っていました(笑
たしかに剥がれた箇所が増えていて確かに効果はあるようです。
ただ、ここから全て剥がすには漬け置きだけでは無理っぽいです。
コーティング自体にアルカリ電解水が染み込むことはなく、剥がれた縁から徐々にアルカリ電解水が入っていくようなので漬け置きだけだとかなり時間が掛かりそうです。
ちょっと寄り道清掃用アルコールで拭いてみる
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ちょうど手元に清掃用(工業用)アルコールがあるのでこちらで拭いてみました。
こちらのほうが電子回路を侵すことがないので安心ではあるのですが、
人体に良くないのであまり使わないほうが良いと思います。
こちらはアルカリ電解水より蒸発しやすいので漬け置きせずに、
買ってきたメラニンスポンジにつけて擦ってみることにしました。
落ちるけど劇的ってわけではなさそう
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擦ってみて思ったのですが、どうもこのコーティングはペリペリ剥がれるとか粉になってポロポロ落ちる類の取れ方はせずに、
アルコールやアルカリ電解水に溶けて剥がれていく類のようです。
かれこれ10分ぐらい擦っていても取れている感覚が感じられないのは、
取れカスが一切出てこないからみたいです。
感覚としては手についちゃったマジックを石鹸で落とす感じですね。
何度も擦っていくと徐々に薄くなっていく感じです。
確かに僅かに徐々に落ちて入るのですが変化が少なくて不安になります。
アルカリ電解水とアルコールで30分擦ったら……
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30分でこれか……
コンパウンドとか使って削りたくなる気持ちもわかりますね。。。
タッチディスプレイということもあり、擦る力をかけることが怖くてそれも時間をかけている原因の一つだと思います。
思いっきり力を入れてこすればコーティングも早く剥がれると思います。
すでに剥がれていたディスプレイ中心部はだいたい剥がれていて周辺部が残っている感じになりましたね。
45分かけて9割ほど剥がせました
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アルカリ電解水をスポンジにつけてディスプレイを拭くこと45分後。
大体のコーティングを落とすことができました。
なんかアンチグレアみたいな感じになってますが、コーティングを剥がしたことによって表面がザラザラになっているようです。
指で触ってみるとツルツル滑る感じがなくなり、キュキュッと指が滑らなくなっています。
とはいえ一部がモヤのようになっていた状態と比べるとかなりきれいな状態になりましたね。
あとはこれでタッチ操作ができるかどうかです。
タッチ操作は問題なさそうですね
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このあと乾燥させるため一晩待ちました。
動作確認してみると、
ドット抜けもなく発色が悪くなっている箇所もなく正常に表示されました。
また、タッチ操作も問題なくできました。
ただマルチタップでゴーストタッチが引き続き起きてしまっているので、
コーティングがタッチ操作不良の原因ではなさそうです……
とはいえ、操作自体は問題なくできてゴーストタッチの頻度も少ないのでこのまま使うこともできそうです。
このメンテナンスしたカーナビはせっかくだしミラジーノにつけようかな?