前回はコペおじが行ったことがなかったジャッキ上げについて
ジャッキポイントがどこに有るのかを調べました。
ジャッキ上げポイントがわかったので、
今度はジャッキ上げの道具について調べてみようかなと思います。
自動車は軽いのですら約700kgで重いのになると約2000kgにもなる車を持ち上げるわけなので、間違った方法をしてしまうと車自体もそうですが整備する自分にも危険が及びます。
前回はどこにジャッキを当てればいいのかを調べましたので、
今回はどんな道具で持ち上げていけばいいのかを調べていこうと思います。
はい、仕事が忙しくて手抜き回になります、すみません……
目次
ジャッキアップで使う道具
ジャッキアップと言っても道具もたくさんありますし、
整備工場にあるようなリフトでもジャッキアップ出来ます。
それじゃあどの道具を使えばいいの?って話なので
大きな種類での使い方の違いを纏めてみました。
パンタグラフジャッキ
Amazon BAL ( 大橋産業 ) ジャッキ
パンタグラフジャッキ 1000kg 1353 価格:4,391円
よく応急キットなどに車載ジャッキとして入っているタイプです。
これが無いと車検が通らない車もありますので、全く使わない人も年1で点検したほうが良いと思います。
メリットは
コンパクトに収納出来て、ジャッキ自体も軽い
ということですね。
デメリットは
ジャッキアップ時に力が必要で、安定性が乏しいのであくまでも緊急用や車体を持ち上げるために使いメンテナンスで使う場合はジャッキスタンドに乗せる必要があることです。
車載ジャッキの場合は断りとして「パンク作業だけ使用可能」と書かれていることもあり、パンタグラフジャッキで持ち上げてそのままメンテナンス作業するという使い方は出来ません。
Amazon メルテック 3tジャッキスタンド
ジャッキアタッチメント サイド専用 Φ50×37mm
(適合ジャッキ:F-70/85/90/FA-10/20/21/22/23/24/25/30/31) F-26-1
【セット買い】価格:5,260円
使い方としましては、
- 車の側面にあるジャッキアップポイントを使ってパンタグラフジャッキで車体を持ち上げます。
- ジャッキスタンドよりも少し高い位置にジャッキアップしたら、ジャッキスタンドを別のジャッキアップポイント直下に置きます。
- パンタグラフジャッキでジャッキスタンドにジャッキアップポイントがしっかり乗るようにジャッキダウンさせます。
こんな手順になると思います。
また、パンタグラフジャッキを使うときやジャッキスタンドを使うときも地面は平で硬い所で使うようにします。傾いていたり、地面が柔らかいと作業中に傾いて車が倒れてくるおそれがあります。
仕方なくパンタグラフジャッキで作業する際は、
外したタイヤ・ホイールなどを車体の下に置いて、
車が落ちた場合のクッションとして使います。
フロアジャッキ、ガレージジャッキ
Amazon WEIMALL ガレージジャッキ 1.5t 最低位85mm/最高位375mm
価格:11,638円
こちらは先程のネジで締め上げて持ち上げるタイプと違い、
油圧で持ち上げるタイプのジャッキになります。
移動用の車輪がついていることから分かる通り、
大きくて重たいのでガレージでの整備のために
ジャッキアップする時に使います。
メリットとしては
それほど力を入れずにジャッキアップできる。
デメリットとしては
大きくて重たいので使える場所が限定されがちになるのと、こちらも車体を持ち上げるための道具なので作業するためにはジャッキスタンドが必要となります。
車をジャッキアップする作業が多い人は
パンタグラフよりこちらのフロアジャッキを使うことをおすすめします。
ただ、フロアジャッキで持ち上げたまま作業というのは出来ないので作業を行う場合はちゃんとジャッキスタンドを使いましょう。
カーリフト、(自動車用)リフト
Amazon QuickJack 5175376 BL-5000SLX カーリフト
価格:195,000円
リフトアップして、ジャッキスタンド設置して……
っていう煩わしさから開放される道具が
こちらのリフトです!
車の両サイドにこのリフトを配置して、電動でリフトアップしてくれます。
家庭用電源が必要になりますので作業場所を選びます。
メリットとしましては
力を入れること無くリフトアップができるのと、リフトアップしたらそのまま作業ができることですね
デメリットとしましては
道具自体がとんでもなく重たい、リフトが大きいので相応の広い場所が必要なのと、電源が必要なのでガレージや作業場でしか使えないことですね
あとは価格がとても高いのでDIYで手を出すには勇気がいりますね(汗
20万円ですからね……
1ヶ月に10回ぐらいジャッキアップする人は元が取れそうですが、それ以下の人は多少面倒でもフロアジャッキ+ジャッキスタンドのほうがいいかもしれませんね。。。
でもリフトが有るだけで作業内容や利便性がぐっと変わりますのであると便利なのは変わりないと思います!
番外:カースロープ
Amazon カースロープ 7t高耐荷重 2個セット
価格:7,955円
最後にカースロープを紹介したいと思います。
こちらも車体を上げるための道具ですが、乗り上げて車高を上げる使い方なのでタイヤ交換やサスペンション交換などの用途には使えません。
オイル交換などの少し高くしたいけど、ジャッキアップするまでもないような作業をする時に使う道具となります。
メリットとしましては
車で乗り上げるだけなので車体を上げる作業が簡単
なことですね。
デメリットとしましては
タイヤが接地するのでタイヤ交換の用途では使えないのと、底まで高く上げられないのでできる作業が限られることですね。
今思えば、コペおじがしたいのってオイル交換ぐらいしか無いから
これでいいのでは……
とはいえ、タイヤ交換とかショップにまさせっきりなので
自分でできたほうがお金の節約にもなりますし色々都合が良いような気がします。
ただ未だにジャッキアップできる場所もないので、
とりあえずはカースロープを買ってできる範囲のメンテナンスをやってみようかなと思います。