前回
電源を取るための準備について書きました。
今回は実際に電源をとってみたので、その方法を書きたいと思います。
目次
実際に電源をとってみる
ヒューズボックスからの電源取得
ヒューズボックスの確認
まずはヒューズボックスを見つける必要があります。
おそらく運転席側の足元にあります。
上の写真はコペンのヒューズボックスで、この様にカラフルなピンが刺さっています。
さっきまで使えてたのにシガーソケットが使えなくなった!といった時はこのヒューズボックスを確認してみると、ヒューズ切れで使えなくなっている場合があります。
どういう働きをするのかは家のブレーカーやライトのヒューズと同じです。
過電流が各電子機器に流れるの防止するために、過電流が流れた際にヒューズが過電流で焼け切れて配線が途切れます。
途切れたことにより、電流はそれ異常流れなくなるので過電流による電子機器への被害を防ぐことができるということですね。
どこから電源をとるのか?
ヒューズボックスにはフロントライト用のヒューズ、メーターやコンピュータへのヒューズ、ワイパーへのヒューズなどいろんな配線がまとまっています。
- TAIL(10A)⇒常時電源
- ACC(7.5A)⇒ACC電源
- CIG(10A)⇒アクセサリーソケット
エンジン始動時のみに電気が欲しい場合はACCから、
どうしても常時電源がほしい時はTAIL(尾灯)から、
シガーソケットと連動させたい場合はCIGから電気を取るといいです。
この配置は車によってバラバラなので車の説明書にどのヒューズがどの配線家の説明がありますので取りたい電源位置を特定します。
今回はエンジン始動状態時のときに電気がほしいので、赤丸枠で囲ったACCのヒューズボックスから電源を取得したいと思います。
ヒューズの形を覚えておく
ヒューズボックスを利用する方法は、刺さっていたヒューズに増設用のパーツを差し込む形になるので、ヒューズの形と合っている物を使う必要があります。
車のヒューズには
- 平型ヒューズ
- ミニ平型ヒューズ
- 低背ヒューズ
の3つがあり、どれも互換性はありません。
コペンはミニ平型のヒューズが使用されています。
アースも確保する
電気回路はマイナスからプラスへと電気が流れることで電流が発生します。
配線した線を電気回路を形成するため、アースへと配線する必要があります。
車はボディが金属なので、そこにマイナス端子がつながっていて、ヒューズから取った電流をボディに流すことで回路を作ることができます。
ということで、ボディへつながるネジを探してそこにもう一方の配線を行えば良いです。
コペンの場合は運転席側の下部、センターボックス側にカーナビのアースが接続されてた場所がありましたので、そこを相乗りしてアースとしました。
車には基本的にアース用のネジ(ナット)がありますのでそこにつなげれば良いです。
シガーソケット増設をしてみるよ
増設したい車載機器を直接ヒューズボックスから出ている配線と繋ぐ方法もあります。
その場合機器が壊れてしまったなど取り替えたい場合に配線をし直す必要があります。
「端子台」というものを使って取り外ししやすいようにした方が機器を増設したい等の後々の作業が楽になります。
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端子台に一度配線を行い、取り付けたい機器を端子台へ取り付けることで、不必要に配線を切ったりすること無く変更することができるようになります。
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コペおじは、汎用性を考えてシガーソケット型の増設キットを使いました。
これならば、お店で買ってきた車用品を加工すること無く取り付けることができるからです。
ヒューズボックスからヒューズを取り出してシガーソケットの増設キットを取り付ける
キットを使えば難しい工程は無く、
- AAC等の希望のヒューズを抜く
- 抜いたヒューズの箇所にシガーソケット増設キットのヒューズ端子を接続する
- 抜いたヒューズをシガーソケット増設キットのヒューズボックスに接続する
- アース線を前もって決めておいた箇所に接続する
この工程で完了します。
今回、写真が不揃いのため文章での説明が多くなってしまいますがご了承ください……
1.AAC等の希望のヒューズを抜く
単純にヒューズを抜くだけでOKです。
今回はACCから電気を取るので、赤丸のACCのヒューズを引き抜きます。
2.抜いたヒューズの箇所にシガーソケット増設キットのヒューズ端子を接続する
こんな感じで、抜いた場所に差し込みます。
ヒューズと同じ形状の差し込み部があります。
もし、接続できない場合は買ってきたシガーソケット増設キットのヒューズ形式が違うので買い直しましょう……
差し込む際に差し込み部の向きを確認してから接続しましょう。
向きを間違えるとプラス極、マイナス極が反対になって動きません。
今回使うシガーソケット増設キットは逆につないだ場合に警告してくれるそうなので、最悪なことは避けられそうです。
もし、逆に接続してしまったら向きを反転させてつなぎ直せばOKです。
前回ご紹介した通電チェッカーを使って調べるとより安全かと思います。
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3.抜いたヒューズをシガーソケット増設キットのヒューズボックスに接続する
先ほど抜いたヒューズを赤丸で囲ったヒューズボックスに接続します。
そもそもヒューズボックスからヒューズを抜いてしまったら、過電流などの対策ができなくなってしまうので、位置を変えてヒューズの役割をそのまま残そうというわけですね。
4.アース線を前もって決めておいた箇所に接続する
アース線はヒューズボックスの近くにあることが多く、カーナビなどのアース線がすでに接続されていることがあります。
コペおじのコペンは、運転席の左下側、アクセルペダルの上側にアース線を取っててある場所がありました。
アース線はネジやボルトナットで止めてあるだけなので、ネジを緩めて赤丸の端子を接続することで作業は完了します。
あとは好きなだけシガーソケットを使おう!
配線が完了したので、エンジン始動時(ACC時)に通電され、接続した機器が動くと思います!
コペおじはコレに
後部シガーソケット、
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を取り付けています。
車載動画でピロピロうるさいのは衝突警報システム マエミテ FCW-L1のせいです(笑