何度かこのブログにも話題になっていますが、
コペおじは賃貸に住んでおります。
当然、コペンを駐車している駐車場も月極駐車場を契約しています。
で、ここは日本の首都東京、駐車場のない賃貸物件はとても多く
コペおじも当然(?)、コペンを駐車している駐車場を住んでいるところとは別で月極駐車場を契約しています。
それで、コペおじは分譲マンションなどの余っている駐車場を貸出している
サービスを利用していたのですが、貸出主都合でそのまま借り続けることができなくなってしまいました。。。
そこで、別の月極駐車場を紹介してもらいました。
新しい駐車場を紹介!するのは個人情報なのでできないので(笑い
今まで借りていた駐車場と今回借りる駐車場のメリット・デメリットを
書いていこうかなと思います。
マンションを借りるとこういうタイプの駐車場が用意されていることがありますので、それを借りる際の参考になればと思います。
目次
今まで借りていた機械式駐車場
立体駐車場工業会:https://www.ritchu.or.jp/parking/
コペおじが今まで借りていた方式は上昇式でした。
東京のちょっと立派なマンションの駐車場はこちらのタイプを使っていることが多い気がします。
3階建てになっていて、1,2階部分が地下へ収まって格納します。
そのため最上階以外は半個室みたいな空間に停めることになるので、
そとから車を確認しづらくできます。
最上階の3階のに停めてある車は操作無しで出し入れできますが、
それ以降の2階、1階に停めてある車は昇降させて地上に出してから出し入れを行うことになります。
昇降式のメリット
これはコペおじが5年間以上使い続けて感じた内容です。
もしかしたら条件によっては当てはまらない可能性もありますので、
「コペおじはこう思ったよー」ぐらいの噂話として受け取っていただければと思います。
盗難被害に会いづらい
最上階以外は地下へ格納されるので車上荒らしの目につきにくくなります。
車上荒らし、車窃盗は何日間にかけて車を物色するらしいので、
そもそも目に触れない場所に止めてあるとその被害を受けづらくなると思います。
また車を出し入れする際に、マンションなどの共用スペースにとどまっていなくてはいけないですし、機械式駐車場を動かす鍵と車の鍵と2つの鍵が必要になりますので、車上荒らしするうえで物理的、心理的なハードルも上がります。
最上階以外は多少の雨風をしのげる
最上階は屋根なしの駐車場のようなものなので、雨風は全くしのげないですが、
それ以下の階に停めてある車は地下へと格納されますので、多少の雨はかかることは有りません。
多少の雨と限定しているのは、
どうしても野外に設置されていることと、側面は壁で覆われていないので、
長時間降り続くような雨や、大量に降る雨の場合はどうしても隙間から地下へと侵入して車を濡らすことがあります。
最上階以外は車に優しい環境で駐車できる
コペおじ的にはこれが一番のメリットで、コペンを今までトラブルなく維持できているのはこのおかげだと思っています。
多少の雨風を防ぐことができますので、
雨によるサビから露天駐車場より防ぐことができます。
また、地下に入っていることで、真夏日でも比較的室温が上がりません、車を出した直後は少しひんやりしています。そのため炎天下で停車するより車のボディーや天板へのダメージも少ないと思います。
ガレージ保管しているとお内情な空間で駐車できているんじゃないかなと思っています。
昇降式のデメリット
やはり5年間以上使い続けると、デメリットも感じます。
デメリットに関しては車を出すのがめんどくさい点と災害に弱い点が挙げられるかなと思います。
車高、全高に制限がある
車高とは地上から車体の一番低い箇所までの高さで、
全高は地上から天井の一番高い箇所までの高さです。
階層になっている構造上、停車できる車の高さ制限があります。
比較的最近の機械式駐車場では車高の高い車が増えたことで全高制限がゆるくなっていますが、全体的には全高1650mmまでを制限としている機械式駐車場が多い印象です。
全高1650mmだと最近売れているN-BOXなどの
軽自動車のハイトールワゴンもいれることができません。
コンパクトカー、セダン、ツーリングワゴン系なら入る高さですね。
そのため、需要のあるSUVやファミリーカーを
最上階以外で停めることができません。
大雨などの災害に左右されやすい
メリットで最上階以外は雨をしのげると出したのですが、
大雨や台風などの悪天候のときには注意が必要です。
地下に車を格納している関係で、水がその格納スペーズに溜まってしまいます。
普段の雨ならば排水システムで下水や外に排出するので問題はないのですが、
大雨や台風などで排水システムを超える水が入ってしまうと、格納スペーズに水が溜まってしまいます。
そのため、こういったタイプの機械式駐車場の利用説明書などに
毎時50~80mm以上の雨が降ることが予想される場合は外に出すようにと指示されていることが多いです。
近くで冠水、浸水被害が起きている、起きそうな場合は注意が必要になります。
車の出し入れに時間がかかる
昇降機を上げ下げして車を出す関係で、一度に出庫できる車は1台だけとなります。
もしかしたら複数を同時に出庫できるタイプの機械式駐車場も存在するかもしれないのですが、人間が操作して昇降機を動かすので安全のため大体の場所が1度に1台が多いんじゃないでしょうか?
そして安全のためだと思うのですが、昇降機の動く速度がそんなに早くないので、上げ下げだけで1分近くはかかってしまうと思います。
一連の流れとして
- 昇降機を上げる
- 車に乗って駐車スペースから出す
- 昇降機を下げる
- 出発
このように手順があるので、
どうしても車を出すのに5分ほどかかると思います。
緊急で出したいとなった時に、すぐ出せないのと他の人が使っている場合は待たなくてはいけないのですぐに車に乗れないという問題があります。
これから借りる機械式駐車場
立体駐車場工業会:https://www.ritchu.or.jp/parking/
そしてこれから借りる駐車場が別の方式になっていて、
図のように横に駐車スペースが動くものとなります。
こちらは前の屋外に設置される上昇式と違って完全に建物に組み込まれる形なので、完全に外から分けられた空間に駐車できます。
前の機械式駐車場の場合は横に機会が並んで縦列の車はその前から出庫する感じでしたが、今回の駐車場の場合は出庫場所が1箇所だけで住むので車を出し入れするスペースが少なくて住むのが利点のようです。
多層循環方式のメリット
正直こちらの方式も前の方式とそこまで違いがあるわけで
はないので似たような内容になってしまいました(汗
でも屋外設置タイプと屋内タイプでの違いがあったので
多少はメリット・デメリットが変わってます。
盗難被害に会いづらい
こちらも先に紹介した内容と同じですね。
しかもこちらは完全に建物内に収まる機械式駐車場なので、
覗き込んでも車を確認できません。
上昇式と比べて更にセキュリティー的にはアップしている感じになります。
災害の被害を受けづらい
前の上昇式の場合大雨や台風が来た場合に
排水システムが限界を超えると影響を受けてしまいますが、
こちらはひび割れなどの原因で雨漏りがない限りは
水が入り込むことがないので大雨や台風が来てもかなり耐えてくれると思います。
ただ、周りが冠水してしまうと出入り口から水が入ってきてしまう恐れがあるので、確実に完全というわけではないと思います。
車に優しい環境で駐車できる
こちらも先の方式と同じ理由ですが、
こちらは完全屋内なので、最上階とだからメリットがない
というのも有りません。
隙間から雨や太陽の光が入ることもないので、
前以上に車に対して優しい環境で管理できると思います。
多層循環方式のデメリット
上昇式のデメリットとほとんど同じような感じです。
上昇式のデメリットを耐えられる人ならば多層循環方式も問題なく扱うことができるんじゃないかなと思います。
車高、全高に制限がある
これも前に借りていた上昇式と同じような理由ではあるのですが、
保管する場所が多層になっているので、天井の上限が出てきます。
今回コペおじが借りた場所は少し古い建物の駐車場だったので、前と同じ全高1650mm以内までとなっていましたが、上昇式と比べると若干全高に余裕がある駐車場が多いような気がします。
停電すると車を出し入れできなくなる
これも前も同じようなデメリットがありますが、
昇降式は屋外に設置されている点と油圧ポンプで上げ下げするので、
電源車などの電気を確保できれば災害時でも動かせるかもしれません。
しかし、多層循環方式の場合は建物に組み込まれているので、
配電設備が複雑でおそらく建物全体の電力をどうにかしないと動かすことはできないと思います。
そのため災害が落ち着いても数ヶ月は車を出すことができない、
などのトラブルが起こり得ます。
車の出し入れに時間がかかる
なんか前の上昇式と同じ理由な物が多いですね……
車を出し入れする場所が1箇所しか無いので先に誰かが操作している場合は、
車を出し入れするまで待つ必要があります。
しかも、多層循環方式の場合は上昇式と違ってより多くの車を停車できますので、待ち時間も1分~3分とかなり待たされてしまう場合もあります。
こちらも緊急時に直ぐに出発することができないので、
前もって準備する必要があります。
まとめ
それぞれの機械式駐車場のメリット・デメリットを書いてみました。
機械式の方式違いを比べたので大した違いにはならなかったのですが、
良くなった点も悪くなった点もありました。
コペおじ的には完全室内保管になったので、
御老体のコペンを保管するにはちょうどいいかなと感じました。