前回、インテリアパネルを自作しようということで、
道具や素材を揃えました。
で、今回はFRPでインテリアパネルの型取りを行うところを
書いていこうかなと思います。
結果的には思ったよりも簡単に
インパネの型を取ることが出来ました!
そしてコペおじがビビりすぎて道具を揃えすぎていて
無駄だったことも判明しました(汗
コペンに取り付けまでを書いてしまうと内容が長くなりそうなので、
型を取るところまでを書いていこうと思います。
目次
まずは型紙作り!
今回は横着せずに丁寧にやっていこうと思います(笑
で、e-シート クイックを切っていくための型紙を作ります。
型紙は新聞紙やダンボールなどでも作れますが、今回はマスキングテープを使うことにしました。
マスキングテープで型紙を作っていきます
ここで使うマスキングテープは形を見るだけに使うものなので何でも良いです。
100円ショップにも売ってますので、それでも大丈夫だと思います。
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コペおじは幅が24mmの普通より若干太めのマスキングテープを使いましたが、
今回は広範囲に使用するため、もっと太めのマスキングテープのほうが使いやすいと思いました。
できる限りイメージと近い形に仕上げていきます
今回の主役となるインパネです。
前と違って型取りをするので、ここで装着に近い形を作っていくことにします。
マスキングテープなら曲線も表現できますので、
時間をかけて自分の気にいるような造形にできるのが良いですね!
失敗すると思いますが運転席側も作ります
で、今回腰を据えて作業するので、
運転席側のスペースのパネルも作ってみることにしました。
運転席側は真ん中にハンドルがありますので、
2つのパーツで作成することにしました。
左側は、ミラーの角度を調整するパネルの上の部分ですね。
右側は3つのボタンが並んでいる当たりを作っていくことにします。
正直、こちらはボタンの穴をどう開けるか全く考えてないので
没になる可能性が大です……(汗
FRPが硬化する前に穴をあける方法とかもありましたが、
ここまで細かい造形をマスキングテープで作れる自信がなかったので
とりあえず、全体だけ作ることにしました。
型紙はこのような感じになりました
型紙ではありますが、切れたり曲がったりするのが怖いので、
2.3回重ねてマスキングを貼り付けて、強度を保つようにしてみました。
インパネはこんな感じにしました
ということで、こちらがマスキングし終えた写真です。
やっぱり、想像でレザーを切るより断然イメージしやすいですね!
面倒でも手順を踏んで作ったほうが良いものができるって言うことを痛いほど痛感しましたね。
↑イメージだけでレザーを切って大失敗した時
改めて、やっぱり準備って大切だなぁと思いました。まる。
運転席側も作ってみましたが……
ウーン、この曲線部分、しっかり作れるかしら……
こっちはあきらめモードです。
ボタンの隙間、どないせいちゅうねん(涙
型紙はマスキングテープなので簡単に剥がすことができます
マスキングテープの良いところは、
簡単にはがせるところですね。
マスキング同士はしっかりくっついてくれますが、
インパネにはノリすら残らないぐらいにきれいに剥がすことができます。
インパネは純正そのままなので、
純正命の人にもおすすめなカスタムだと思います。
この型紙は色々使えそうですね
型紙を全部剥がしたところです。
なんかよくわからない感じです(笑
家に持ち帰ったところです。
思ったより大きく感じました。
これをもとにe-シート クイックを切っていくのですが、
張り合わせが悪く飛び出ている箇所もあるので、まずはそこを整形することにしました。
型紙を整形していくよ
このように張り合わせの関係で飛び出た箇所がありましたので、
こちらをきれいにしていきます。
まあ、作業者はコペおじ一人なので、飛び出して切ることはまずないと思うので、そこまで気にすることはないかなと思いますが……
今後別の用途でこの型紙が必要になるかもしれないので、
きれいにしておいて損はないと思います、多分(笑
きれいにした型紙がこちらです。
気持ち的にスッキリしました(笑
これをe-シート クイックに合わせて、型紙通りに切っていきます。
型紙に合わせてe-シートクイックを切っていきます
それではe-シート クイックを型紙に合わせて切っていきます。
こうやっておいてみるとインパネが思ったより長くて
大シートでギリギリと言った感じでした。
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で、外でe-シート クイックを切っていくと、
切っている作業に硬化してしまう恐れがあるので、
家の中で作業しています。
また、コペおじが極度の心配性のため、
日光のない夜になるのを待ってから作業しています(汗
新しくハサミとゴム手袋を購入しました
そして、前もって調べていた情報で硬化剤が匂いがきつく、
ベタベタするようなので手袋を用意したほうが良いとことだったので新しく買いました。
ハサミも、ベタベタが刃に残ってしまうことのことだったので、
それe-シート クイック専用にと買い足しました。
e-シート クイックにはガラス繊維が入っているので、
ハサミは少し大きめのよく切れるタイプを選びました。
ゴム手袋は買い足した厚手のものではなく、
薄手のニトリル手袋で良さそうです
で、e-シート クイックの袋を開けて中身を見たところ、
硬化剤が滴るような感じでもなく、ジェル状のシートっぽい感じだったので、
直接触らなければ大丈夫そうと思い急遽家にあったニトリル手袋を使うことにしました。
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自分が参考んしたサイトさんはFRPシートと硬化剤を自分で組み合わせるものだったので、硬化剤をたくさん使う関係で、手や周りを気をつける必要があったみたいなのですが、
e-シート クイックは最小限の硬化剤で作られているため、硬化剤が滴るようなことがなく、安全に扱えるみたいです。
意外とインパネの横幅が合って大シートいっぱい使いました
型紙をe-シート クイックに当ててちょうど足りる向きにしていきます。
最終的にはこんな感じの配置になりました。
e-シート クイックはシートと硬化剤がずれないように
端の1cm程度がすでに硬化済みになっていてその部分はもう使えません。
そのため端1cm程度を避けるように配置しました。
意外とインパネが大きくてギリギリな感じでした。
こちらは型紙より大きめに切りました
型紙の位置が決まったら後はハサミで切っていくだけです。
切っていく感触はペットボトルをハサミで切っているような間隔で、
ちょっとだけ力を入れないと上手く来れない感じです。
弱い力で切っていくと中の繊維が動いてまっすぐ来れなかったり、
繊維が切り口から出てしまうことがあるので少しコツが要りました。
後で思えば、型紙を載せたまま切ってますが、
型紙をマジックなどでe-シート クイックに転写してから
切っても良かったのかなと思いました。
型紙で切り口が見えない部分とかありますので、
これを真似される方はマジックで転写してから切ることをおすすめします(汗
硬化剤があちこちにつかないようにラップで巻きました
コペンに貼りけて硬化させるまで、距離があるので、
その間に周りのものに触れないようにと、あとはゴミが付くのを防ぐために
ラップで巻くことにしました。
切ったものはまたe-シート クイックの袋に戻しておきます。
e-シート クイックの袋はチャックになっていて
封を明けた後でも完全に閉じることができますし、紫外線を防ぐ袋になっているので保存場所には適してます。
これをまた日光の出ている時間にコペンに貼り付けることにします。
ハサミは硬化剤でギトギトになってしまいました
切った後のハサミは硬化剤でギトギトになってしまいました。
水で洗って力強くペーパーでこすると大部分は落ちました。
恐らくこのまま日光にかざすと硬化してしまうんでしょうね~
ハサミが動かない、切れないってほどではないので、
他の用途でも使用可能ですが、このハサミは
DIY目的のみに使うようにしたほうが良いかもしれません。
次回、コペンに取り付けて硬化させます!
ということで、コペンに貼り付けて硬化させる前まで出来ました!
作業自体はちょっと手間でめんどくさい感じではありましたが、
難しいことは一つもなく、楽しく作業することが出来ました!
思った以上にインテリアパネルの作成が簡単だったので、
もし車のDIYに興味のある方、おすすでします。
次回は、コペンに貼り付けて硬化させて、
整形していく所まで書きたいと思っています。