前にカスタム案として車載動画周りの見直しをしたいと言ってまして
早速取り掛かったのですが、もの見事に目論見が外れまして代案が必要になりました(汗
ということで、今回はちょっと気分を変えてダイハツ ミラ トコットをコペンと比較して書こうかなと思います。
実はコペおじ、ちょうど1年前ほど車の買い替えを検討した事がありまして、その中にミラ トコットも含まれてました。
ですが、買い替えをすること無くコペンを乗り続けています。
調べていくうちにいいところと悪いところが見えてきまして、コペおじの性格的にデザインや内装の感じなのでゃすごくツボだったのですが走りの面でちょっとあってないのかなと思いまして諦めた次第です。
比較対象として間違っているかも知れませんが、コペン所有者がトコットを比較するとこんな感じになるよっていうのを書いていこうと思います。
目次
ミラトコットとは?
気軽に運転できるのがテーマ
女性7名で構成される開発チームで設計された
女性目線で作るということで、新たに女性のみの開発チームを立ち上げて開発されたみたいですね。
そして、その目線はトコットに余すこと無く生かされていて、豊富な小物入れやポケットなど扱いやすい車になったと思います。
2代目ミライースの派生モデルとして発売された
内部の仕組みとしましてはミライースの「Dモノコック」(新Aプラットフォーム)を共有してます。
そのため、足回りやエンジンなどがミライースと共通なものを使っています。
エンジン廻りや足回りのカスタマイズはミライースのが流量できるかも知れないです。そうなるとカスタマイズの幅がひろがりますね。
トコットのスペック
新旧コペンとミライース、ミラトコットの性能表
題目 |
旧型コペン (L880K) |
コペンローブ(L400K) | ミライース | ミラトコット | |
エンジン出力 |
64ps(47kW) 6000rpm |
64ps(47kW) 6400rpm |
49ps(36kW) 6800rpm |
52ps(38kW) 6400rpm |
|
エンジントルク |
11.2kg・m (110N・m) 3200rpm |
9.4kg・m (92N・m) 3200rpm |
5.8kg・m (57N・m) 5200rpm |
6.1kg・m (60N・m) 5200rpm |
|
排気量 |
659cc | 658cc | 658cc | 658cc | |
ミッション |
AT | AT4 | CVT(7速) | CVT(7速) | CVT |
MT | MT5 | MT5 | — | — | |
タイヤサイズ |
前輪 | 165 / 50 R16 | 165 / 50 R16 | 155 / 65 R14 | 155 / 65 R14 |
後輪 | 165 / 50 R16 | 165 / 50 R16 | 155 / 65 R14 | 155 / 65 R14 | |
車重 | 840kg | 870kg | 670kg(2WD) 740kg(4WD) |
720kg(2WD) 790kg(4WD) |
|
室内長 |
890mm | 910mm | 1935mm | 2000mm | |
室内幅 | 1250mm | 1250mm | 1345mm | 1475mm | |
室内高 | 1040mm | 1040mm | 1240mm | 1530mm | |
全長 |
3395mm | 3395mm | 3395mm | 3395mm | |
全幅 | 1475mm | 1475mm | 1475mm | 1475mm | |
全高 | 1245mm | 1280mm | 1500mm(2WD) 1510mm(4WD) |
1530mm(2WD) 1540mm(4WD) |
|
価格 |
新品 | — | 199万円~ | 81万円~ | 120万円~ |
中古 | 60万円~ | 120万~ | 70万~ | 98万円~ |
コペンと比べちゃうとちょっと性能が低いかな……
トコットの口コミや試乗での感想で、走らない、加速がいまいちという言葉が有るのですが、なるほど性能を見てなんとなく理解できました。
出力よりもトルクに振ることで最高速より、出だしの速さを優先した感じなのでしょうね。
街乗り前提で考えられたセッティングで、このあたりが好き嫌いを分ける感じになっているんじゃないかなと思います。
高速道路などの高速域をよく走る人にとっては物足りなく、ストップアンドゴーの多い街乗りをよく走る人にとっては運転しやすい車なんだと思います。
スポーツ傾向のコペンと比べること自体が違っているのかなと感じました。
ライフワークに合わせて選んだほうが良さそうですね。
週末に遠出をするから走りの良い車がいい=コペン
街乗りメインで普段の足の車=トコット
と言った感じでしょうか。
コペおじのトコットに対しての感想
デザイン面
飾らないけど個性的なデザインは好きです
しっかりとしたボンネットのあるシルエット、
流行りのはいトールワゴンと逆行した低い(用に見える)車高、
最小限の飾り、
丸いフロントライト
コペおじ的にはどストライクです(笑
古めかしい感じはありますが、レトロ感はなくしっかりと新しい感じもあります。
とはいえ、デザインだけは人の感性によるところが多いので好き嫌いも別れてくると思います。
コペンのような丸っこいデザインの車が好きな方は好きになるんじゃないかなと思います。
パステルカラー以外の色も欲しかった
色の選択肢が少ないかなと感じました。
パステルカラーも可愛いですが、深みのある青や緑、赤も人気のある色だと思うのです。
女性が好きな色で合わせていて、男性が好きな色が少ないのでここでもターゲットユーザーの幅を狭めてるのかなと……
ブリティッシュグリーンとかソウルレッドメタリック(マツダの赤)なんて男性向けぽくなりそうですよね。
フェンダーも黒くしてもうちょっとレトロ感をだすなどしても良かったのかな?
フルフラットにならないのは残念
後部座席展開時はそんなに広くないですが、お買い物ぐらいだったら大丈夫なトランクが付いてます。
後部座席は倒すことが出来て写真のようにできるのですが、完全なフルフラットには出来無いのです……
まあ、フルフラットにすることって有るのかって話では有るのですが、コペおじはキャンプに行ったりするので、そのときにフルフラット化できるとテントなどの大きなものもたくさんはいるので安心だったりします。
その点が惜しいかな~と
せめてjimnyみたいに後部座席も左右で独立していると良かったのになーとも思います。
性能面
もうちょっとエンジンに力を入れてほしかった
コペおじ的には普段使いとしての性能は問題ないレベルだと思うのです。
でも、ちょっと遠出しようかなと思ったときやキャンプで山間の道を走るときにちょっと力不足と感じてしまうのかなと思います。
せめてターボ付きのオプションが欲しかった……
コペンになれてしまうと物足りないと感じてしまうのでしょうね。悲しい。
ハンドリングが狭い
おそらくですが、運転になれてない方のためのステアリング設定がなされているようで、少ないハンドル回しで曲がれるような設定がなされているようです。
みんカラや価格コムのレビューでも軽すぎるとかハンドル操作が思ったようにできない等のレビューが見受けられました。
運転になれてる方には感じないと思いますが、ハンドルって結構回すんですよね。
ハンドルの角度を全開まで回すには2回転半必要です。
運転やハンドル回しになれてない方はとっさに一回転以上回すことって大変だと思うのです。
そこを車側からアシストする設定なんじゃないかなと思います。
とはいえ、このあたりの設定は運転技術、安全走行に関わってくる問題なので、他の車の間隔になれている人にとっては感覚が違って危険な事になりうると思います。
コスト的には難しいでしょうが、ハンドルの回転設定をクイック、ノーマルなどの段階で分けられるようにできればよかったのかなと思いました。
エクステリアは好きです
カーナビの配置やステアリング周りのスッキリさが見やすくていいなと思います。
できればメーターはタコメーターもつけてほしかった(笑
街乗りの車なのでターゲットとしてものはカットされてるのでしょうね。
エクステリアも嫌いじゃない、欲を言えば上級グレードしてレザーがあるともっと良かったです。
シンプル・イズ・ベストでコペおじは好きです。
無駄に着飾ったデザインより、何もないデザインのほうがスッキリしてて好きです。
でもスッキリしすぎていてプラスチック感が高いのがちょっと残念かなと思います。
でも、白の化粧パネルやドアパネルなどがレザー風の生地であれば安っぽさがなくなって上級な雰囲気が出るんじゃないかなと思いました。
視界も広く見やすいらしいので、そのあたりも考えられたデザインじゃないかなと思います。
乗り心地は良い
シートの硬さやサスの硬さと相まって乗り心地は良いようです。
ショックをうまく吸収して体への負担があまりないようですね。
そのため、長距離運転をしてても思ったより疲れること無く快適だったという言葉もあります。
歩道から車道へ渡るときや側溝のカバーを踏むときなど街乗りの運転はショックになる原因が多いのでそのあたりを改善してきたんだなと思います。
お値段が高くない
新車価格120万円~で乗り出し150万円で買えるのはすごいと思います。
この価格で、スマートアシストⅢ(衝突警報機能(対車両・対人)、衝突回避ブレーキ機能(対車両・対人))が全グレード搭載で、6点エアバッグも搭載しています。
このあたりは頑張ったなーって印象です。
コペおじ的にトコットは惜しい車
すごく良い車で、本気で買い替えを検討したぐらいなのですが、走りや色に関してコペンと天秤にかけて納得できず買い替えを行わなかったのです。
十分だと思う方も多いと思います。
ただコペおじにとってはもうひと押し欲しいクルマでした。
デザインも好き、内装も好き。
多少傷がついても気にならない、むしろ味になるようなシンプルさがすごくコペおじは好きです。
じゃあなんで乗り換えなかったかというと、コペおじの用途としての性能がちょっと追いついてなかったかなと思いました。
トコトコ走るためにもうちょっとエンジンに余裕があっても良かったのかなと。
コレでレースをすることは一切考えてませんが(とはいえ軽いですし、空力を改良すれば十分レースカーになりうるかも)性能限界が高いほど余裕やゆとりのある運転ができるのではないかなと思います。
本当にもう人お押しあったら良かったなと思う車でした。
セカンドカーがもし許されるなら買ってた車です。