アメリカの電気自動車製造会社の「Tesla」が電気自動車タイプのピックアップトラックをちょっと前(と言ってもかなり前)に発表しましたね。
第一印象の
「四角い」
の他に思うところは色々あるとは思います。
ということで、Teslaについて、Cybertruck について調べてみました。
目次
Teslaってどんな会社?
イーロン・マスクが作った会社
イーロン・マスクって誰?
詳しい説明はWikipediaさんにおまかせするとして(笑
イーロン・マスク 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
あの海外で通販を買ったときにお世話になる「PayPal」を創設した人物です。
その成功で手に入れたお金で様々な事業を立ち上げて、いくつはそちらも成功しています。
有名なのはスペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(Space Exploration Technologies Corp.)、通称スペースX(SpaceX)と呼ばれる搬送ロケットの製造と人工衛星の宇宙への搬送業務を行っている会社ですね。
スタートトゥデイ社長の前澤社長が月へ行くときに契約した会社がスペースXです。
すごい人です。SNSなどでの失言も多くいろいろお騒がせしている社長でもありますが。。。
Teslaは電気自動車製造のアメリカの会社
Teslaは電気自動車のみの自動車製造会社
そんなイーロン・マスクが作った会社の一つとしてTeslaがあります。
個々の特徴は、エンジン式の自動車は一切製造せずに、創業時から電気自動車のみの製造、開発をしています。
創立は2003年7月1日と結構古く、もう16年前に出来てたんですね。
製造する車は、いわゆる高級車が中心で、お値段も1000万円以上します。
また、今までの自動車の概念を壊すようなインターフェイスを採用していて、一番の特徴がセンターコンソールに設置されたモニターのみですべてを完結する仕組みにしています。
どいうことかといいますと、グレードによってはスピードメーター、燃料の表示、エアコンの設定、ドアのロックなどもすべてセンターコンソールに設置されたモニターのタッチ操作で行います。
電気自動車ってことなので、電気がないと無いも出来ないので、逆にすべて電子式に管理できるようにしたんでしょうね。さすがです。
Teslaという名前も、テスラコイルの発明者で、現在の交流電源の発案者であるニコラ テスラから来ています。
エジソンと直流電源と交流電源で戦った人です。
で、ここの車の購入方法もネットで購入できたりと今の時代に合わせた販売方法をしています。
Teslaの自動運転が有名だけど……
市販車の中ではかなり進んだ自動運転システムが搭載されていると思います。
コペおじの動画ではないのですが自動運転での動画ありましたので紹介させていただきます。
すごいですね、何も不安がない運転です。
とはいえ、Tesla社自身も警告してますが「最終確認は運転者がすべき」とのことなので、完全な自立運転ではありません。
自動運転の定義
日本政府や米国運輸省道路交通安全局 (NHTSA) では自動化のレベルを以下のように定義している
レベル0
ドライバーが常にすべての主制御系統(加速・操舵・制動)の操作を行う。前方衝突警告(FCW)などの主制御系統を操作しない運転支援システムもレベル0に含む。
レベル1(運転支援)
加速・操舵・制動のいずれか単一をシステムが支援的に行う状態。衝突被害軽減ブレーキなどの安全運転支援システムによる。
レベル2(部分自動運転)
システムがドライビング環境を観測しながら、加速・操舵・制動のうち同時に複数の操作をシステムが行う状態。アダプティブクルーズコントロール(ステアリングアシスト付き)等がこれに該当する。ドライバーは常時、運転状況を監視操作する必要がある。そのため、2016年時点で市販されているシステムはある程度の時間(10~15秒等)、ハンドルから手を離しているとシステムが解除される等の仕様となっている。2016年、自動車専用道及び高速道路走行中かつ同一車線、60km/h以下のみに限定した日産プロ・パイロットを搭載したセレナが8月下旬発売と発表[13]。2017年時点でのテスラのオートパイロットもレベル2に該当する。
レベル3(条件付自動運転)
限定的な環境下若しくは交通状況のみ、システムが加速・操舵・制動を行い、システムが要請したときはドライバーが対応しなければならない状態。通常時はドライバーは運転から解放されるが、緊急時やシステムが扱いきれない状況下には、システムからの運転操作切り替え要請にドライバーは適切に応じる必要がある。しかし、人間のドライバーが緊急時にはスムーズに切り替えられない問題が指摘されている[15]。事故時の責任はドライバーとなる。レベル3に該当するシステムは2017年秋時点でAudiが該当機能を搭載した自動車Audi A8の市販を2018年に開始すると発表[16]。
レベル4(高度自動運転)
特定の状況下のみ(例えば高速道路上のみ、又は極限環境以外(極限環境とは、雷雨、大雨、大雪、あられ、台風、極低温環境、超高温環境といったシステムの正常な動作を妨害するような環境のこと)などの決まった条件内でのみ)、加速・操舵・制動といった操作を全てシステムが行い、その条件が続く限りドライバーが全く関与しない状態。基本的にドライバーが操作をオーバーライドする必要は無いが、前述の特定の状況下を離れると人間の運転が必要になる。日本政府は2020年までにレベル4自動運転車の実用化を目標としている[17]。レベル4に該当するシステムは、上記の鉱山等で運用されている無人ダンプや無人軍事用車両等、特殊環境で運用されているもののみで、一般市民が公道を走れるものは2019年時点では市販されていない。
レベル5(完全自動運転)
無人運転。考え得る全ての状況下及び、極限環境での運転をシステムに任せる状態。ドライバーの乗車も、ドライバーの操作のオーバーライドも必要ない。安全に関わる運転操作と周辺監視をすべてシステムに委ねる。多くの自動車メーカーやその他の企業が、レベル5相当の自動運転車の市販に向けて開発を行っている[18]。
日本政府はレベル5の完全自動運転を2025年を目途に目指すとしている[17]。
アメリカでは、カリフォルニア州でレベル4の自動運転車を規制する法案がカリフォルニア州運輸局から提出されたが[19]、その後、より上位のアメリカ全土の交通規制を管理するアメリカ運輸省は、「自動運転の人工知能はドライバー」であるとレベル4を容認する見解をしめした[20]。
Wikipediaより
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%8B%95%E9%81%8B%E8%BB%A2%E8%BB%8A
この段階だとレベル2となり、部分的自動運転の区分になりますね。
なので、システム上はカーナビで目的地を設定したら自動で進んでくれますがあくまでも補助的なものであるので、「後部座席の犬をあやす」したり「手放しで映画を視聴する」などをしてはいけません(アメリカで実際にあった自動運転での事故)
今の所、自律的な自動運転の車は市販されていないのでオートパイロット中でもハンドルを握って前を向いて安全を確認しましょう。
どんな車があるの?
詳しくは公式サイトを見てね。
Roadster
電気自動車のスポートタイプの2ドアクーペです。
現在モデルでは4シーターになったぽいですね。
2008年に発表された初の生産バージョンではロータスのシャシーを使ってたりしてます。
現在のバーションからは独自シャシーなどを設計しているようですね。
項目 | 性能 |
最高時速 | 時速400km |
100%充電時の走行距離 | 1000km(WLTP) |
乗車人数 | 4 |
価格 | 2270万円より |
さすが、高い!
でも航続距離1000kmとか燃費8Lのコペンの比じゃないですね(汗
丸目にしてくれたら心惹かれるんだけどな~
Model S
こちらはセダンタイプの電気自動車です。
よく言われる自動運転はオプションメニューで、購入するとアップデートをずっと受けることが出来ます。
シートはヴィーガンレザーで、人工皮を使っています。17インチの縦型に配置されたモニターが特徴的ですね。
項目 | 性能 |
最高時速 | 時速210km |
100%充電時の走行距離 | 593 km(WLTP) |
乗車人数 | 5 |
価格 | 1035万円より |
Model 3
コンパクトタイプの電気自動車です。
日本の機械式駐車場を考慮した設計になっているそうです。
コペおじみたいな仮住まいな人でも安心して買えますね(寸法のみ
このモデルがすべてセンターコンソールに設置されたモニターのみで操作する車になります。
車のキーもカードタイプで、助手席と運転席の間にある置き場に乗せると起動します。
項目 | 性能 |
最高時速 | 時速260km |
100%充電時の走行距離 | 530 km(WLTP) |
乗車人数 | 5 |
価格 | 511万円より |
このグレードになると手が届きそうな感じになりますね。
Model X
クロスオーバータイプの電気自動車になります。
後部ドアがガルウイングドアになっていて「ファルコンウィングドア」と言うそうです。
3シーターで7人まで乗ることが出来ます。
項目 | 性能 |
最高時速 | 時速250km |
100%充電時の走行距離 | 487 km(WLTP) |
乗車人数 | 7 |
価格 | 1110万円より |
Model Y
Model 3をベースとした小型のクロスオーバータイプの電気自動車です。
この大きさで7人まで乗れるみたいですね。
まだ開発中で販売していないようです。
項目 | 性能 |
最高時速 | 時速250km |
100%充電時の走行距離 | 487 km(WLTP) |
乗車人数 | 7 |
価格 | 430万円より(3万9000ドル) |
Cybertruckとは何か?
電気自動車のピックアップトラック
Teslaが初めて投入する電気自動車のピックアップトラックです。
すごくカクカクです……
なんだか一世代前の未来の車って感じになってますね。
今までの車と比べるとかなり異質なデザインなので各方面から反響があったみたいです。
このカクカクなのは、ボディに使われている素材の加工が大変難しく、どうしても直線が主体になってしまうとか、
車との衝突や悪路での衝撃に耐えるために、あえて直線的な形にしているなどと言われていますね。
悪条件での利用を想定して、塗装もしないみたいですね。
ドアは頑丈だったけど、ガラスが……
ピックアップトラックと言うことで、耐久性にはかなり力を入れているみたいで発表時にデモンストレーションで、ドアをハンマーで叩く、ガラスに鉄球を当てるなどをやってましたね。
結果は皆様が御存知の通り、ガラスは粉々になってしまいました。
とはいえ、ガラスが飛び散ることはなく、車内の安全は保たれたと思うのですが、コレは想定したものと違うのでしょうか?
事前のリハーサルでは割れなかったぽいので、失敗なんでしょうね。
でもそうなると、大統領専用車「ザ・ビースト」並の分厚いガラスが必要では……
ガラスの厚さは20cm位あるみたいですよ。
フェンダーつけると意外とかっこいいかも?
https://www.instagram.com/p/B5WuA45BOBA/?utm_source=ig_web_copy_link
JON SIBAL氏がレンダリングしたCybertruckにオーバーフェンダーをつけてみたイメージ図です。
あれ、なんかいい感じに見えるのはコペおじだけでしょうか?(笑
ピックアップというか、スポーツカーっぽい感じになりますね。
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU2127153128/index.html?TRCD=200002
こんな感じにトラックに近いイメージだったので、オーバーフェンダーをつけるとスポーツカーっぽくなるのは面白いですね。
現在わかっている性能(2019/12/23現在まで)
項目 | 性能 |
最高時速 | 時速—km |
100%充電時の走行距離 | 400 km(WLTP) |
乗車人数 | 6 |
価格 | 434万円から(3万9900ドル):デュアルモーター仕様 |
日本には大きすぎるかな
Cybertruckのボディサイズは、
全長 5,885 mm
全幅 2,027 mm
全高 1,905 mm
になります。
トヨタの(比較的)大きいと呼ばれるミニバンのエクスファイアが
全長 4,695 mm
全幅 1,695 mm
全高 1,865 mm
なので、日本のミニバンより大きいです。
アメリカの市場で人気な車なので、そもそも日本向けではないですよね(汗
横幅が2M超えるので通れない道とかも出てくるかもしれません。。。
ちなみにコペンは
全長 3,395 mm
全幅 1,475 mm
全高 1,245 mm
なので、Cybertruckより2周り小さい感じですね(汗
横に並んだら圧力がすごそうだ……
試しに、Cybertruckとコペンの比較を大雑把にやってみた画像を作ってみました。踏まれそう(汗
コペおじは大きい車は好きではないのでCybertruckは趣味の範囲外になりますが、他のTeslaシリーズの車は一度運転してみたいですね~