大丈夫?日産。コペおじです。

年末年始は理由があり、実家に帰省せずに家でずっと過ごしていました。

いままでお盆や正月には実家にコペンで帰ってきた時のことを
ブログのネタにしていたのですが今回はありません(汗

そのため、ここのブログに各ネタがなくて困ってます(笑

まえにホンダと日産の経営統合についてコペおじなりに思ったことを書きました。

ホンダと日産で(日)本田技研自動車工業株式会社ってコト……!?コペおじです。

で、その後ホンダ、日産、三菱のそれぞれの社長による会見が合ったのですが、その内容からコペおじの気持ちがちょっと変わってきました。

とうことで今回はホンダと日産の経営統合について書いていこうかなと思います。

実は日産の会社規模はホンダよりもずっと低い

今回の話は日産って意外と会社規模が小さいことを前提として書いています。

まず世界最大の自動車会社のトヨタは

トヨタ自動車株式会社
売上高 連結:45兆0,953億2,500万円
単独:17兆5,755億9,300万円
(2024年3月期

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A

で、一方日産は

日産自動車
売上高 連結:8兆4245億8500万円
単独:2兆4093億4800万円
(2022年3月期)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A

と、化け物のトヨタと比べるのはアレではあるのですが、
5倍以上の差があります。

ちなみに、ホンダは

本田技研工業株式会社
売上高 連結:20兆4,288億200万円
(2024年3月期)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E7%94%B0%E6%8A%80%E7%A0%94%E5%B7%A5%E6%A5%AD

で、日産より規模が大きいのです。
(しかもいままでホンダはアライアンスやグループを形成していないので単独のみです)

ちなみにのちなみにでスズキは

スズキ株式会社
売上高 連結:3兆5683億8000万円
単体:1兆6907億6100万円
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%82%AD_(%E4%BC%81%E6%A5%AD)

と日産に近い売上高を持っています。
スズキの場合はインド地域の自動車産業を独占しているのもあってかなり調子の良い企業だったりします。

ということで、報道で世界3位の自動車メーカーが誕生したと囃し立てられる事がありますが、これは規模の半分以上はホンダによるものです。

つまり、会社の規模でいうと対等ではありません。
(ホンダの日産救済と呼ばれるのはこのためです)

会社規模が車の性能に必ずしも影響しているとは言えませんが、
車の開発に関しては莫大の資金が必要になるため会社規模は大きくないとできないといった面もあります。

思った以上にホンダが大きく、日産が小さい事がわかると思います。

 疑問が残った経営統合の記者会見

新聞社の飛ばしで発覚した経営統合ですが、
その後ホンダ、日産、三菱の三社の社長による記者会見で正式に認めました。

で、その内容からコペおじは疑問が残る結果となりました。
それは日産自身の経営のヤバさを社長、もしくは会社全体が認識してないと感じました。

どちらが上、どちらがしたではなく共に未来を切り開く仲間として……

記者会見で発言した言葉です。

日産の社長が。

あんたの会社数年間1000億単位で赤字出して、ホンダに救済してもらうつもりでよくその言葉が言えたなと思いました。

ホンダ社長がこれを言えば「自動車産業の苦難にみんなで立ち向かおう」といったメッセージになったのでしょうが、日産社長が言うと「助けてもらったけど肩身狭い思いせずに好き勝手やるで」と囚われかねないです。

Q:お互いにどこに惚れた?→A:難しい

ここで言葉が詰まる時点であまり乗り気じゃないものだと感じました。

言おうと思えば、
日産の電動化技術や自動運転の技術、
ホンダの挑戦的な姿勢や技術、
三菱の一部に特化した技術を合わせれば総合的に強くなれる。
とかあったと思います。

しかしそれがなかった。

お互いになし崩し的に進めていった感をうけました。

日産は鴻海からの買収提案を受けていた

鴻海とは台湾にある電子機器の受注生産をしている会社です。

身近なものだとiPhoneの製造を行っています。
あと過去に日本の家電メーカーのシャープを買収しましたね。

で、そこの日本法人が日産の買収に名乗りを上げていました。

ここからは想像でしか無いのですが、
鴻海との買収の話が上がった時に、なかなか赤字を解消できない日産に対し政府(経済産業省)が業を煮やしホンダに打診したとも考えられます。

過去にバブル崩壊時に日本は様々な技術が海外流出して中国や台湾に技術力で負ける結果となりました。

そして鴻海のシャープ買収の際も経済産業省などが色々動いて別の手を出していたとされています。

そして、日本の主産業の一つである自動車産業を他の国に取られまいと話を持ってきたのではないかと噂があります。

日産が変わるきっかけではあるが……

カルロス・ゴーン時代に収益性を改善させるため、
パートナー会社を絞り、生産車種を絞りコストカットを行いました。

そのおかげで収益性を改善させ見事に売上では復活することができました。
が、そのお陰で技術は低下し社内政治が横行し腐敗する結果となってしまいました。(その前から3人の天皇と呼ばれる人たちがいたりと日産は社内政治が酷かったですが……)

現状日産には自力で企業統治を正して復活することはできないと思います。
そこでホンダが経営に入り込み改革する必要があるのですが、あの記者会見からはそのようなコト行うように思えませんでした。

日産。どうなる。

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