コペおじも過去に何度か内装のカスタマイズをしていました。
主に、センタークラスターに純正のウッドパネルを取り付けたり、
合わせてシフトノブをウッド調のものに変更しました!
まあ、失敗したカスタムもあるんですけどね……
(現在取り外しています)
ということで、リベンジとしてちゃんとFPRシートを使ってインテリアパネルを作ってみようというのが今回の目標となります!
目次
やっぱシートを貼るだけじゃ似合ってないね(汗
重い腰を上げて、
インパネを採寸して、
合皮のシートをカットして、
縁取りして、
実際にコペンを合わせてみましたが、
なんか違う出来になってガッカリしたところで作業を止めていました(汗
で、現行モデルのL400Kの内装を確認したところ
ダイハツ公式ページ:
https://www.daihatsu.co.jp/lineup/copen/04_interior.htm
なるほど、インパネの赤い部分は
別パーツになっているのねと理解しました。
シートを張っただけだとメリハリな無いので、
色が変わっただけで味気ないものになってしまうのですね。
もしかしたら段差をつければ締まって見えて「なんか違う」といった
違和感がなくなるのではないかと考えるようになりました。
んー、どうやって合皮シートに厚みを持たせるかですね……
重ねて貼り付けるにしても角処理をどうするか……
ホームセンターで売っているプラバンで作るにしても、インパネのカーブに合わせてどうやって曲げるかですね……
木材で作る方法を考えましたが、削る道具もないですし……
どうしたものか……
ネットを調べていたらFPRで
インテリアパネルを作っている人がいました
で、色々悩みながらネットの海をさまよっていたところ、
紫外線硬化FRPでインテリアパネルを自作 その1https://minkara.carview.co.jp/userid/938074/car/770554/1503366/note.aspx
とある一つのみんカラの整備記録が目に止まりました。
FRPシートを使ってインテリアパネルを自作している記事でした!
FRPシートというのは車のバンパーなどに使われている素材で、
ガラス繊維の強度の高い綿のような布のようなFRPシートと硬化剤と合わせて自由な形に整形することができるものです。
車関係の用途だと、バンパーの修理で使ったり、
逆に大量にシートを使ってバンパーを作ったりしていますね。
ただ、FRPシート+硬化剤だと
材料や道具が沢山必要!(汗
型紙に合わせての加工がしやすく、
硬化後の強度も強いので扱いやすい素材ではあるのですが欠点もあります。
まずは材料が複数必要なことですね。
FRP造形で必要な素材たち
骨材となる
Amazon | #200 FRPガラスクロス 1mパック
価格: 1,358円
FRPガラスクロス(FRPシート)
上は布状ですが、グラスファイバーが解れた状態の綿のようなものもあります。
面に近い物を整形する場合は布状のものを、
バンパーなどの複雑な造形をしたいときは綿状のものを使うみたいですね。
接着剤&硬化剤となる
Amazon | FRP用硬化剤 500ml
価格:1,320円
FRP硬化剤です。
ただ、重ね塗りする場合は「パラフィン」が入った
インパラの硬化剤を使うほうが強度が増すようです。
Amazon | 汎用FRPポリエステル樹脂1kg 一般積層用(インパラフィン)硬化剤10ml付き
価格:1,424円
インパラの場合厚塗り出来ますが、他の物質への接着は弱いので、
内側はパラフィンなしのノンパラ硬化剤で、厚塗する外側をインパラ硬化剤で作ると良いみたいです。
材料が大掛かりで、量も多いのが難点(汗
ざっと簡単に調べてみましたが、材料も多いし、
なーんか専門知識が必要そうなので素人のコペおじでは
触れづらい感じなんですよね。
材料も1つ1つは2000円以下で買えるので高くはないのですが、
量がDIYするにはちょっと多いので、余った場合の管理も大変ですね。
作業するときも、
硬化剤を浸したFRPシートを作りたい部位に合わせるのですが、
硬化剤は液体なので空気が入りやすいので、ローラを使って薄く伸ばす必要があります。
また、硬化剤は紫外線で硬化するものなので、
太陽のひかるがある日中に作業をするか紫外線ライトが必要になります。
諦めかけたところe-シートという
簡単なキットがありました!
で、FRPだと作業めんどくさいなーとか思っていたところ、
サンコーテクノさんから販売している「e-シート クイック」という物があることを発見しました!
商品紹介ページ:https://sanko-techno.co.jp/products/act/e-sheetquick/
どうやら、これはFRPシートに予め硬化剤が塗布されていて、
後は補修したい箇所に貼り付けるだけで修復ができるという商品のようです!
e-シート クイックならば上で説明した
シートや硬化剤を別々で買う必要もありません!
ということで、実際に買ったよ
善は急げということで、早速購入しました!
このる「e-シート クイック」は寸法が
420mm x 300mmの大サイズと、
150mm x 150mmの小サイズの2種類があります。
コペおじは失敗してもリカバリーできるようにと、
大サイズのe-シート クイックを購入しました。
で、まだ取り付け施工はしてないのですが、
とりあえず取り付け前レビューをしたいと思います。
思った以上に大きかった(汗
久しぶりに見たわ、
このサイズのダンボール(汗
今回必要なインパネ部分だと3倍分はありそうですね。
アルミ?の包装紙で覆われているので、
輸送時に硬化することはなさそうです
今回、紫外線硬化するものなので輸送時の太陽光で
固まらないか心配してたんですが、包装から触っても柔らかいままでした(笑
紫外線対策のため、包装紙もアルミのような金属っぽいもので作られているので、封を明けなければ保存能力も高そうです。
他にマスキング道具も購入しました
e-シート クイックだけでもインパネのパネル作りはできそうではありましたが、
コペンの車内を汚したくないので、ちゃんとマスキングして保護することにしました。
紫外線硬化中は熱を持つので、耐熱性のマスキングが必要のようです
今回、塗装とは違って硬化剤が車内につくことを防ぐのが目的なので
塗装とは違うマスキングが必要のようです。
広範囲のマスキングを行うマスカー
マスキングテープの片側が1mほどのポリエチレンのシートになっていて
広範囲のマスキングを行うものですね。
今回は足元やインパネの上側に硬化剤が付着しないように覆うために使います。
硬化剤の飛び散り防止なので、熱対策はあまり考えず普通のマスカーを購入しました。
当たり面をつけるための普通のマスキングテープ
今回、少し広めにFRPを作って、そこから削って整形しようと思っているので、
その目安をつけるためのマスキングテープになります。
こちらも耐熱仕様ではなく、ごく普通のマスキングテープです。
e-シート クイックの底面に貼る養生シート
そして、発熱する部分のe-シート クイック裏に貼り付けるために、
養生シートを購入しました。
参考にさせていただいた人は、アルミテープを使っていましたが、
粘着力が強いものしかなかったので養生シートを使うことにしました。
恐らくこれでも大丈夫な……はずっ!
作業したらブログに書きます
以上の道具たちで今回インテリアパネルを作っていこうと思います。
正直FRPとか初めて触るので、
間違っている箇所とかあると思います。
DIY目的ですので、
間違いのご指摘は大歓迎です!
そして温かい目で見ていただければと思います(汗
ただ、作業をするにも日光が必要なので、
週末晴れないと作業できないんですよね(笑
さて出来上がりはどうなることやら……